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2020年10月14日

重要な英文はMonoxerで丸ごと覚えて「学校の授業が楽に」、成功体験が他教科へ波及/個別指導塾C.School

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C.Schoolは、生徒・児童の自立型学習を主とする、2019年5月開校の江戸川区平井にある個別指導塾。ICT教材と従来型の紙教材を生徒の個性に合わせて組み合わせ活用。Monoxer(モノグサ)による記憶学習で2カ月間に英語の定期試験43点アップなど大きな成果を上げている。C.Schoolを運営する風間 亮 塾長と関屋 雄真 副塾長にその活用方法について話をきいた。

生徒の反応と自らの「記憶にこびりついて離れない」体験から本採用へC.Schoolでは、開校当初から積極的にICT機器やクラウドの学習サービスを活用してきた。関屋副塾長にはICT教育企画に携わってきた経験があり、その効果に確信を持っているからだ。数学では生徒らの成績の伸びを実感し満足していたが、英語についてはもっと伸ばせるのではないかと考えていた。

C.School 風間 亮 塾長

英語の学習には記憶定着が欠かせないことから、2020年2月Monoxerの試用が始まる。風間塾長には、音読やノートに書くといった従来型の学びも良いのではないか、と当初は少し迷いもあったという。使い始めるとまもなく、生徒の英語の点数に顕著な伸びが見られ、生徒から「Monoxerを使いたい」という好意的な反応が続いたことで本採用が決まった。

また、塾長自ら社会科のコンテンツを試してみたところ、Monoxerで解くだけでそれらが自身の「記憶にこびりついて離れなくなった」と驚き、迷いは吹き飛んだ。

重要な英文を丸ごと覚えることで「学校の授業が楽に」、大きな成功体験へ

Monoxerは、指導者がコンテンツを作成することも、既存コンテンツを購入して利用することも可能だ。C.Schoolでは、これらを併用し様々な工夫をして効果を高めている。

中学生の英語ではオリジナルコンテンツとして、試験範囲の重要な英文をまるごと入力し記憶しているという。丸ごとといっても、覚えてほしい重要なところや間違えやすいところを選択肢や空欄補充として出題するなどメリハリをつけて定着をはかっている。
この結果、生徒が「学校の授業が楽になった」と言い始め、わずか2カ月で定期試験1科目で43点アップという目覚ましい成果が得られた。

Monoxerで単語を覚えてテストの点数が上がった生徒が、成功体験から自信を持つようになり、構文力が上がったり、暗記そのものへの苦手意識が消えて他教科への効果が拡がったりすることもあったという。

C.School 関屋雄真 副塾長

関屋副塾長は、「生徒には勉強も受け身ではなく能動的であってほしい、自ら何をどう学ぶのか主体的に選べるようになってほしい。生徒との面談でも学習の計画を押し付けるのではなく、常に問いかける姿勢で臨んでいる。しかし自信がないと自ら選択することが難しい。だから成功体験が大切で、その点でもMonoxerにはとても助けられている。」と成功体験の重要性を訴える。

面談で生徒が「ただ読むだけ」という試験に向けた学習計画を立てれば工夫を促すという。これを受けた生徒が、実技4教科の試験範囲プリントをMonoxerにすることを発案し先生側へ提案、塾長らがコンテンツを制作し同じ学校の生徒にも展開され、音楽で90点以上の塾生が続出するという好結果を生んだ。中学校単位で「クラス」を設定し用意したコンテンツを複数人に同時に配信できた点や、中学校単位で状況確認ができた点も大きな成功要因だった。生徒らからのMonoxer活用のリクエストは増加する一方だと塾長らは嬉しい悲鳴を上げる。

現在は英語のみでなく、社会や理科、小学生向けには漢字の手書きといった複数の科目へ活用の範囲を広げている。
Monoxer内で購入できるコンテンツと、よい細かな自作コンテンツとを併用することで、生徒のニーズに応えている。

「学習計画」機能で試験日に記憶定着、「管理画面」で状況把握

定期テスト等、試験日が決まっているテストに向けての対策としてMonoxerを活用しているケースが多いとのことだが、その際に代えが効かない効果を発揮しているのが「学習計画機能」だ。用意したコンテンツに対して期日を設定すると、即時、日次で必要な学習量が設計され課題として配信されるのがMonoxerの「学習計画」機能で、生徒一人ひとりの進捗や記憶状況に合わせた記憶速度と忘却速度を加味した計画であるため、計画通りに学習を実行すると「試験日に忘れていない状態」を実現できる、記憶を定着させるための重要な仕組みだ。覚えることだけでなく、期日に忘れていないこと、を実現するMonoxerならではの機能だ。

「学習計画機能」:用意したコンテンツに期間を設定すると「期日に忘れていないこと」を実現するための日次計画が自動で作成される

生徒らが塾や家庭でMonoxerを使って自らこれらのタスクに取り組む進捗や記憶状況はMonoxerの「管理画面」で把握できる。生徒全員の状況を一覧し塾側での管理がしやすい点は大きなメリットだという。

「管理画面」:個々の進捗や記憶状況、遅れや努力を把握できる

「学習計画機能」により、試験に向けての学習が、「遅れていないかどうか」でサポートをできるようになる。例えば、「管理画面」で生徒の学習ペースの遅れをみとめた場合、自宅学習中にもSNSを使ってフォローをしていると関屋副塾長。遅れだけでなく、ペースに無理がないのか、逆に物足りなくないのかといったことも、複数の生徒の状況を一度にリアルタイムで確認できるため、効率的・効果的な声かけを行うことができるようになったという。

誰がいつ何回学習したのか可視化され、努力のプロセスや効果が見えるので「あの時間にこんなに頑張っていたね」と声をかけることができる。見守られていることを感じれば、生徒・児童らのさらなるやる気にもつながるのだ。

また、先生が「管理画面」で確認できる情報は、自身の情報であれば生徒や保護者も閲覧できるので、試験結果を振り返る時、何が良かったのか、何が足りなかったのかを記録された事実をベースに、生徒自身が自覚し次へ活かすことが可能なのだ。

Monoxerでやるべきこと、人間がやるべきこと

教室に入ってくる生徒の表情や様子からその時の気分や背景にあることを推測、理解し、適切な声かけをするといったことはもちろん、わからないところを質問され時に理解できるように説明をするのは人間がやるべきことだ。学習には理解フェーズと定着フェーズがあり、前者は人間がやるべきなのだという。ただ成績で差がつくのは定着の部分で、Monoxerを活用すると効果が上がる。

Monoxer自体は、派手なアニメーションや演出があるわけではなく淡々と記憶する、野球で言えば素振りのようなものと風間塾長。これをやり切れるよう声かけしモチベートすることが重要で現状は人間にしかできないところだという。人間とMonoxerとが連携し高い学習効果を上げているのだろう。

Monoxer 導入を振り返って

「Monoxerに出会うまで記憶を強化するアプリという発想はなかった。生徒が使いやすくて結果が出れば紙でもアプリでも何でもよい。書いても、声に出しても覚えられない子どもが、指でなぞると覚えられたり、砂場に書くと覚えられたりするなど個性があることは中学校教員をしていた折に経験している。自分にあった一番よい方法を選べば良いと思う。ただMonoxerは効率的でより多くの子に成果があり合理的だと現在は実感している。」と風間塾長は振り返る。

「子ども達には、自分の頭で考えて自分で決めて自分で行動できるようになってほしい。将来や進路もそうであるし、数学の問題を解くという小さなことでも全てに対する姿勢が子ども達の主体性に結び付く。記憶定着や受験勉強は、『自分のありたい姿』を実現するための手段だ。だから避けられないことなので、しっかり努力して自信に変えてほしい。」と風間塾長・関屋副塾長は語った。

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