2020年10月15日
21年卒での就職活動に難しさを感じた大学院生は56.4% =アカリク調べ=
アカリクは14日、同社の大学院生採用コンサルティングサービス「アカリク」に登録している21卒の大学院生(修士・博士)・ポスドク140人を対象に実施した「就職活動の実態に関するアンケート調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、「現在の就職活動の状況」を聞いたところ、「就職活動を終了している」が69.3%、「就職活動を継続している」が27.1%、「就職活動をこれから開始する」が2.1%という結果だった。
回答者に「在籍情報」を尋ねたところ、「修士在学中」が65.0%、「博士在学中」が34.3%、「ポストドクター」が0.7%だった。
「自身の研究に最も近い分野」を質問したところ、「生物・農学系」が29.3%、「化学系」が15.7%、「情報・通信系」が10.7%、「医学・薬学系」が10.0%、「物理系」が7.1%、「社会学・心理学系」が6.4%、などだった。
「希望職種は研究職と研究職のどちらか」と質問したところ、「研究職」が40.0%、「どちらも」が32.1%、「非研究職」が25.7%、「まだわからない」が2.2%だった。
「選考を受ける企業選びで重視すること、重視したことは何か」を聞いたところ、「業務内容」が20.9%、「自身が成長できそうな環境であること」が14.6%、「研究や学んできたことが活かせる環境であること」が14.0%、「給与・賞与」が10.9%、「会社・社員の雰囲気や魅力」が10.1%だった。
「現時点で本選考に応募・エントリーした社数」を尋ねたところ、「11~15社」が15.0%で最多。以下、「16~20社」12.9%、「21〜25社」8.6%、「10社」7.9%、「26〜30社」6.4%などが続いた。「0社」も5.0% いた。
「現時点で獲得した内定(もしくは内々定)の数」については、「1社」が35.0%、「0社」が24.3%、「2社」17.9%、「3社」12.1%、「5社」4.3%などが続き、「7社以上」も1.4%いた。
「21年卒での就職活動に難しさを感じたか」と質問したところ、「とても感じた」が20.7%、「感じた」が35.7%だった。逆に、「あまり感じなかった」が32.9%、「全く感じなかった」も10.7%だった。
「とても感じた、感じた」の理由を聞いたところ、「学問と研究室との両立が難しかったから」が28.9%、「オンライン面接だったから」が27.3%という回答。「面接の評価が厳しいと感じたから」20.7%、「新卒採用の枠が少なくなったから」14.0%などもあった。
この調査は、21卒の「アカリク会員」を対象に、9月18日〜28日にかけて、アンケートの形で実施。有効回答は21卒大学院生(修正・博士)とポスドクの計140人。
関連URL
最新ニュース
- AI型教材「キュビナ」、久喜市の教育ダッシュボードへ学習データを連携(2025年1月15日)
- 日本発「10代のデジタルエチケット」プログラム、スウェーデン公立高が導入(2025年1月15日)
- 母子モ、母子手帳アプリ「母子モ」が埼玉県白岡市で提供開始(2025年1月15日)
- 「教育・学習アプリ」、起動回数は1日平均2.5回 =フラー調べ=(2025年1月15日)
- 岡山大学、「次世代AIと医学の可能性シンポジウム」28日開催(2025年1月15日)
- 兵庫県立大学、高校生&保護者向けのスペシャルコンテンツを公開(2025年1月15日)
- 近畿大学、findの落とし物検索サービス「落とし物クラウドfind」を導入(2025年1月15日)
- セガと筑波大学、「MDA人材育成戦略パートナーシップ協定」を締結(2025年1月15日)
- Hakuhodo DY ONE、「ゼロワングランドスラム2024」日本一の小学生プログラマー決定(2025年1月15日)
- NIJIN、中学教師向けオンラインセミナー「世界を変える教育とは」24日開催(2025年1月15日)