2020年10月16日
学生は直接訪問のセミナー・インターンシップに「志望度が上がる」傾向 =学情調べ=
学情は15日、2022年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生計1200人を対象に実施した「セミナー・インターンシップの参加方法」に関するインターネットアンケート調査の結果をまとめ発表した。

それによると、セミナー・インターンシップの参加は、「オンラインで参加経験あり」が71.0%で、「オンラインでの参加経験なし」29.0%を大きく上回った。
一方、「直接訪問で参加経験あり」は40.9%。参加経験は、「オンライン」が「直接訪問」を30.1ポイント上回る結果となった。
「オンライン」参加のセミナー・インターンシップでは、参加で「志望度が上がった」との回答が34.3%、「どちらかと言えば上がった」が38.7%で、73.0%が「志望度が上がった」と答えている。
「直接訪問」では、「志望度が上がった」が51.3%、「どちらかと言えば上がった」32.6%で、83.9%が「志望度が上がった」と回答。
「直接訪問」のほうが、「オンライン」での参加より「志望度が上がった」の回答が10.9ポイント高くなっている。
学生からは、「直接のほうが、社員の雰囲気を知り活発な意見交換ができた」、「仕事内容を体験し、働くイメージを深めることができた」などの声が寄せられた。
「オンライン」でセミナー・インターンシップに参加した理由は、「参加希望のセミナー・インターンシップの実施がWebだけだった」が58.8%で最多。次いで、「移動時間を節約できる」53.1%、「感染症のリスクなく参加できる」46.9%。
「直接訪問」で参加した理由は、「直接訪問のほうが雰囲気が分かるから」が最多で73.9%。次いで、「実際に人事担当と話すことができるから」60.5%、「直接訪問のほうが得られる情報が多いから」46.2%。
「参加希望のセミナー・インターンシップの実施が直接訪問のみだった」の回答は27.7%にとどまっており、「直接訪問」のセミナー・インターンシップに参加した学生は、対面だからこそ得られる情報を得るために直接訪問での参加を自身で選択しているようだ。
この調査は、通年採用対応ジョブ型インターンシップサイト「あさがくナビ2022」へのサイト来訪者を対象に、10月8日~12日にかけて、アンケートのポップアップを表示する形で実施。有効回答数は1200人。
関連URL
最新ニュース
- システム ディ、秋田県教育委員会が「School Engine Web出願システム」を導入(2025年12月5日)
- ICT教材「すらら」、不登校支援で導入自治体数・ID数ともに過去最高を記録(2025年12月5日)
- ガイアックス、石川・富山・福井の小中高校に起業家教育の講師を無償派遣(2025年12月5日)
- 計算力は高いのに自信のない日本の子どもたち、小4・中2国際調査からわかった意識と実力のギャップ =スプリックス教育財団調べ=(2025年12月5日)
- 就活生の67.4%が「資格は就職に有利になる」と回答 =Synergy Career調べ=(2025年12月5日)
- 保護者の4割以上が学童保育に「勉強」と「安心」の両立を要望 =NEXERとHokally調べ=(2025年12月5日)
- 大学受験、保護者が最も不安を感じるのは「高3の秋~冬」=塾選調べ=(2025年12月5日)
- テックタッチ、早稲田大学が独自の出張申請システムに「テックタッチ」導入(2025年12月5日)
- 次世代ロボットエンジニア支援機構、「女性エンジニアの増加」目指しロボット・AI教材普及のクラファンを開始(2025年12月5日)
- 小中生向けプログラミング教室「CodeCampKIDS」、Scratchプログラミングコースをフルリニューアル(2025年12月5日)













