エデュテクノロジー、VR映像を使用した次世代型教員研修の実証研究

エデュテクノロジーは11日、VR映像の配信と教育効果を可視化するアンケートを組み合わせた次世代型教員研修の実証研究を開始すると発表した。

アドバイザーに放送大学の中川一史教授を迎え、埼玉県立越谷南高校を実証フィールドとし、埼玉県総合教育センターと千葉県総合教育センターの協力のもと、共同プロジェクトとして始動する。

次世代型教員研修パッケージは、生徒1人1台端末を使用する授業の録画配信と、児童生徒の思考力と表現力の向上を計測するアンケートサービスで構成されている。この2つにより、児童生徒1人1台端末の授業イメージを高め、それらの環境で継続的に学習した児童生徒の思考力と表現力の向上を把握することができる。

特に録画配信では、生徒の動きを俯瞰的に捉えることのできる360度カメラを利用することで、授業者の発話から生徒がどのような反応をするかを確認し、授業改善に役立てることができるようになる。

これらの研究をもとに開発された研修は、遠隔研修もしくはオンデマンド型の研修教材として、来年度からのサービス提供開始を予定している。

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