2020年12月4日
22卒学生の11月後半時点の就職意識調査 志望業界はIT上位=ディスコ調べ=
ディスコは、2022年3月卒業予定の大学3年生(理系は大学院修士課程1年生含む)を対象に、11月後半時点での就職意識や就活準備状況について調査し、3日その結果を公表した。
調査は11月16日~24日に行われ、1072人から回答を得た。それによると、就職戦線が先輩たちよりも「非常に厳しくなる」と見る回答が前年の4倍の38.5%に上るとともに、コロナ禍による採用規模の縮小、オンライン就活への不安の声が聞かれた。
志望業界が「明確に決まっている」が27.3%で、前年より早いペースで決定しており、1位「インターネットサービス」、2位「情報処理・ソフトウェア」でITが上位に来た。
「給与・待遇に強くこだわる」学生が前年より10ポイント減少。中小企業への就活予定については「積極的にしたい」「積極的ではないが、する予定」が合わせて約半数を占めた。
オンライン形式の就活準備イベントへの参加経験者は94.7%、平均8.5回参加だった。また全体の87.8%がインターンシップなどへの参加経験があり、夏場の参加が減少した一方で、9月以降は前年を上回った。さらに「自分の中で就職活動は始まっている」との回答が92.4%に上り、前年同期調査より6.7ポイント増加した。
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