2020年12月11日
約9割の親が「学力テスト・テスト勉強はオンラインで行ってほしい」と回答 =「イー・ラーニング研究所」調べ=
イー・ラーニング研究所は10日、子どもがいる全国の20~50代の親310人を対象に実施した「2020年子どものテストに関する調査アンケート」の結果をまとめ発表した。

それによると、「次世代型試験モデルCBT(Computer Based Testing:オンラインで試験を受験する方法)を知っているか」との質問では、3人に2人が「いいえ」(205人)と回答。
オンライン教材やオンライン授業など、教育のデジタル化が進む一方で、テスト形式のデジタル化は浸透していないことが分かった。
「子どもの学力テストはオンラインと紙どちらで行ってほしいか」と聞いたところ、約9割近くが「オンライン」(287人)と回答。
そのうちの約6割は、紙でも行ってほしいと答えた。また、紙だけの実施を希望しているのは10%未満だった。
さらに、「テスト勉強はオンラインと紙どちらで行ってほしいか」との質問でも、近しい結果が得られ、オンライン学習やオンライン学習を併用したスタイルがテストとテスト勉強の両方で求められていると推測される。
「テストに有効な勉強方法は何だと思うか」との質問では、「重要なポイントを全体的に繰り返し復習」(244人)が最も多く、次いで「苦手な個所を重点的に復習」(211人)だった。
また、授業のノートや教科書の振り返りを有効と考えている人の割合が、復習や演習に比べて少なかった。
「学校でもテストに向けての学習を充実させてほしいと思うか」との問では、80%近くが「はい」(254人)と回答。
授業内で行うノート作りや教科書の読み込みよりも、復習や自主学習で行う復習や振り返りが有効と考える家庭が多いことから、多くの家庭がテスト勉強を普段の勉強と切り分けて捉えており、学校にもサポートを求めていると考えられる。
「子どもの学力をどれくらいの頻度で図りたいか」と聞いたところ、約4割が「学期ごと」(126人)に図りたいと答えた。学習のまとめを行うことが多い学期の切り替えのタイミングで、学力も併せて図りたいことが伺える。
「子どもにはテスト勉強での学びや経験を今後どのように活かしてほしいか」という問では、「自分の夢を叶える」(283人)が群を抜いて多かった。
以下、「世の中の役に立つ人になる」(199人)、「普段の生活に役立てる」(139人)との回答が続いた。テスト勉強での学びや経験を進学や就職といった実利的な面で活かすことよりも、生き抜く知恵として活かしてほしいと考えていることが分かる。
この調査は、子どもがいる全国の20代~50代の親(男女計310人)を対象に、11月6日~26日にかけて、紙回答の形で実施した。
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