- トップ
- STEM・プログラミング
- カシオ計算機、ポルトガルで関数電卓を使ったオンライン授業のワークショップを開催
2020年12月25日
カシオ計算機、ポルトガルで関数電卓を使ったオンライン授業のワークショップを開催
カシオ計算機は24日、「グローバルティーチャー賞2020」を受賞したJosé Jorge Teixeira教師と共同で、ポルトガルで関数電卓やエミュレータソフトを活用した科学の授業方法をレクチャーする、教師向けのオンラインワークショップを開催したと発表した。併せて、エミュレータの無料提供期間を、2021年8月31日まで延長することも発表した。
同社は、教育事業を成長分野と位置付け、授業や試験など学校現場での関数電卓の普及を図る「GAKUHAN」活動をグローバルで展開している。今年の4月以降は新型コロナウイルスの世界的な感性拡大を受け、関数電卓のエミュレータを無償で提供し、オンライン授業への対応も強化している。
ポルトガルでは、政府主導でSTEM教育の強化に向けた理数系科目の質向上に注力している。同社は、これまでにポルトガルの教職員協会のサポートのもと、数学や科学の先生向けに協会公認のトレーニングや教材などを提供してきた。その活動の一環として「グローバルティーチャー賞2020」を受賞したTeixeira教師による関数電卓を使った数学・科学の授業の普及を進める「STEM教育プロジェクト」にも参画している。
今回開催したオンラインワークショップでは、新型コロナウイルスの影響で対面での授業ができない教師を支援するために開催され、300名以上が参加。Teixeira教師の講演では、運動エネルギーの単元を例にあげ、関数電卓やエミュレータ、センサーを活用してどのようにオンラインで実験を行うのかをレクチャーした。他にも、生徒からコロナ禍に行ったグループリサーチプロジェクトの成果報告や、先生同士で成功事例を紹介するなど、オンラインでの科学の授業のノウハウを共有した。
関連URL
最新ニュース
- みんがく、自治体向け「無償スタート応援!教育特化型の生成AI活用キャンペーン」開始(2025年3月14日)
- 教育ネット、タイピング大会 実証自治体を限定10自治体募集(2025年3月14日)
- アローリンク、長野県が「Liny」を活用し「ながの子育て家庭優待パスポート」をリニューアル(2025年3月14日)
- ChatGPTなどの対話型生成AI、「学校で利用したことがある」小学生は16.8%、高校生は27.7% =学研調べ=(2025年3月14日)
- 6割強の親が「老後の備えより子どもの教育費にお金を回したい」と回答 =ソニー生命調べ=(2025年3月14日)
- 「大人になって学んでおけばよかった」No.1は「金融知識」 =日本こどもの生き抜く力育成協会調べ=(2025年3月14日)
- 通信制高校の選択、約6割は子供自身の意思で進学を決定 =ウェブクルー調べ=(2025年3月14日)
- 放課後NPOアフタースクール、「共働き世帯の小学生の放課後の過ごし方」調査結果(2025年3月14日)
- サイボウズ、ソーシャルデザインラボ「不登校・行き渋りに関するインタビュー調査」(2025年3月14日)
- キズキ、「不登校保護者の夫婦関係」のアンケートを実施(2025年3月14日)