2020年12月25日
コロナ禍の学びについて老若男女500人に聞いた =デザインワン・ジャパン調べ=
デザインワン・ジャパンは23日、運営する店舗の口コミ・ランキングサイト「エキテン」のユーザーに、コロナ禍で「挑戦したいオンラインレッスン」のアンケートを実施したと発表した。
2020年上半期、緊急事態宣言の発令などで休業を余儀なくされた店舗も多くあった。その際、一時的な施策としてZoomなどを利用した「オンラインレッスン」を始めるという動きが多くの教室やスクールでみられたが、意外と「商圏が広がる」「顧客の幅が広がる」という利点があることに気づき、緊急事態宣言後もオンラインレッスンを継続している教室も多いという。
7月、同社が運営する中小事業者の研究機関「エキテン総研」が実施した調査において、エキテン掲載中の店舗でオンラインレッスンを実施している教室に、実施オンラインレッスンをし始めた時期を質問したところ、実に7割の店舗が4月以降と回答。
「挑戦したい!!オンラインレッスンランキング」のアンケートは、店舗の口コミ・ランキングサイト「エキテン」のユーザー(全国20~70代男女)を対象に10月26日~10月28日にかけてインターネット調査で実施。回答数は500。
ランキング結果は、1位 運動(スポーツ全般・バレエ・ダンス・ヨガ・トレーニング等200票、2位 英会話153票、3 位 パソコン操作122票、4 位 資格試験対策113票、5位 料理105票、6位 音楽(楽器・歌唱・作曲 等)103票、7位 プログラミング66票、8位 アート(絵画・写真・陶芸・手芸・フラワーアレンジメント等)58票、9位 カメラ50票、10位 その他外国語37票。※回答は複数回答。
1位は「運動(スポーツ全般・バレエ・ダンス・ヨガ・トレーニング等)」。東京都では、都知事から年末年始の外出自粛の呼びかけがあったが、コロナ禍で家にこもり、運動不足になっている人も多いという。自宅でも効果的な運動ができるよう、オンラインでプロに身体の動かし方を教えてほしい、という需要が大きいことがわかった。
2位以下では、英会話やパソコン操作、資格試験対策など、不確実な時代に少しでも役に立つ知識や技術を身につけたいと考える人も多いという。
オンラインレッスンは、これまで「通いたいが近くに教室がなかった」という地理的な制約や、「通いたいが教室に行く時間がない」などの時間的な制約を取り除くことができ、かつコロナ禍でも人と接すること無く学びを深めることができるという点で、人々の生活を豊かにする新たなスタンダートとなるかもしれないという。
関連URL
最新ニュース
- 辞書アプリDONGRIで1人1台端末の1年目に弾みをつける/長野県長野東高等学校(2023年2月1日)
- 受験生の9割がストレスを実感 =CyberOwl調べ=(2023年2月1日)
- 京都市と理想科学が連携協定締結、約230校対象にデジタル連絡ツール「スクリレ」導入(2023年2月1日)
- COMPASS、AI発音コーチアプリを開発するELSAと公教育における日本独占パートナー契約を締結(2023年2月1日)
- イースト、三重県立飯野高等学校への音読アプリ「Qulmee」導入事例を公開(2023年2月1日)
- 小中学生が祖父母からお年玉をもらった割合は89%、昨年の56%から大きく増加=ニフティ調べ=(2023年2月1日)
- コドモン、新見市の保育所・こども園に保育・教育施設向けICTサービス「CoDMON」導入(2023年2月1日)
- 発達障がいの子どもに寄り添う資格「保育あそび発達サポーター」第一期生誕生(2023年2月1日)
- 電気通信大学、2025年度入試でCBTを活用した科目「情報I」を含む選抜を実施(2023年2月1日)
- 電気通信大学、「デザイン思考・データサイエンス」プログラムを新設(2023年2月1日)