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2021年1月12日
受験研究社、近畿大学およびテンアップとVR一斉授業による実証実験を実施
増進堂・受験研究社は、近畿大学総合社会学部の岡本健研究室およびテンアップと連携し、VR空間での一斉授業の実証実験を13日に実施する。
近畿大学が推進する「“オール近大”新型コロナウイルス感染症対策支援プロジェクト」の一環として、産学連携でVR空間を使った授業コンテンツおよびイベントの企画・制作に取り組むもので、よりおもしろいオンライン授業ができるプラットフォームの開発や教育方法論の確立を目指している。
プロジェクトでは、岡本准教授の専門である「観光」「聖地巡礼」のコンテンツを活かしやすいよう、オンライン授業およびツール設計を受験研究社NEXT LEARNING Labsが担当し、テンアップがVRシアター型の授業システムを開発した。
昨年末に行われた予備実験には、岡本研究室に所属するゼミ生を中心に学生11名が参加。学習効果だけでなく、コロナ禍における遠隔授業受講の際のPC・ネット環境や課題についてのアンケート調査も実施し、学生からは高評価が得られた。
今後は、大規模講義による負荷の検証やスムーズな授業運営・受講環境の整備とともに、講義内容やテーマによる効果の差異なども実証していく。なお、今回の取り組みは近畿大学が最初のケースとなるが、他の組織や学校での実証実験および利用も募集している。
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