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2021年1月28日
明光ネットワークジャパン、「JFT-Basic」の対策講座をオンラインで無償開講
明光ネットワークジャパンは26日、日本語教育のDXを推進・支援するボンドと共同運営している外国人向けオンライン学習サービス『Japany』において、3月に国内ではじめて実施される「JFT-Basic(国際交流基金基礎テスト)」の対策講座をオンラインで無償開講すると発表した。
3月から新たに実施される国際交流基金の「JFT-Basic (国際交流基金日本語基礎テスト)」は、就労のために来日する外国人が必要な日本語能力を測定し判定することを目的とした試験。2019年4月以降、海外(モンゴル、インドネシア、カンボジア、タイ、フィリピン、ミャンマー、ネパール)において実施し、1万4千900人が受験 (2020年12月9日時点)。この度、2021年3月から日本国内での試験実施が決定。
2019年から、海外の利用者へ日本語教育機会の提供を開始している『Japany』は、「JFT-Basic」の対策講座に関しても教材開発(動画・教科書・テスト)を完了し、日本語だけでなく、英語・ベトナム語・インドネシア語・ミャンマー語にも対応し、サービス提供を続けてきたという。3月からの「JFT-Basic」の国内実施は、外国人にとって就労のための日本語力を測定する試験機会が増加したという意味では喜ばしい一方、これまで国内で実施されてこなかったために試験対策が難しいという側面がある。いわゆる「対策本」のようなものもまだ売っていないのが現状。
『Japany』では、上記のような状況を受け、「JFT-Basic」を受験したいが試験対策に困っている外国人のために、今回、無償でオンライン対策講座を開講。「JFT-Basic」は、2019年4月に創設された在留資格「特定技能1号」を得るために必要な日本語能力水準を測る試験としても活用されており、「JFT-Basic」に合格することで外国人の就労機会は増加。同社では、今回の取り組みを通じ、コロナ禍で大変な思いをしている外国人に、少しでも貢献できればという。今回の取り組みにおいては、これまでも提供してきた「JFT-Basic」の動画教材をはじめとしたコンテンツの提供はもちろんのこと、教師によるオンライン対面レッスンもボンドと共同で実施。
この対策講座に参加したい一般の人は、「個人申し込み用フォーム」から問い合わせすれば、必要な情報やURLなど送られてくる。法人や団体は、「問い合わせ先」から問い合わせる。
講座概要
参加対象:日本に在住し、2021年3月の「JFT-Basic」を受験予定の外国人
募集期間: 1月25日(月)〜開講まで
※応募者多数の場合は、募集を早めに打ち切る可能性がある。
募集定員:募集状況に応じて決定。
提供教材:『Japany』の「JFT-Basic」オンライン教材(動画・教科書・テスト)48講義
オンラインレッスン日程:1平日夕方(仮) 2平日昼間(仮) 3休日(仮)
問合せ先:info@mnjapany.jp
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