2021年2月26日
インタースペース、「小・中学生の塾通い」に関する実態調査の結果を発表
インタースペースは25日、同社の「ママスタまなび」で、小・中学生の子どもがいる母親1037人を対象に実施した、まなびに関する実態調査第4弾「小学生・中学生の塾通い」に関する調査の結果をまとめ発表した。
それによると、保護者に「現在子どもは学習塾・進学塾(自習型学習塾や通信教育・家庭教師などは除く)に通っているか」と質問したところ、小学生は24.3%、中学生は54.2%が塾に通っていることが分かった。
通っている塾の形態を聞いたところ、小学生は個別指導塾(45.2%)と集団指導塾(49.2%)に通っている割合がほぼ同等だった。
中学生は、個別指導塾が53.0%、集団指導塾が41.1%で、中学校へ進学すると個別指導塾へ通う割合が増えることが分かった。
塾に通い始めたきっかけを質問したところ、小学生の場合は「受験のため」(32.2%)が最も多く、中学生の場合は「成績が不安なため」(52.4%)が半数を超えていた。 また、塾に通う頻度は、小・中学生ともに「週に2回通う」が最も多かった。
塾を選ぶ際に重要視する点は、「子どもと塾の雰囲気が合うか」という塾との相性、また「教室までのアクセスの良さ」という安全性・利便性を考慮して決定している保護者が多かった。
「月謝や塾の費用」などの金額面をあげる保護者多く、塾の評判に関しては小・中学生の保護者ともに「レビューなどのWEBの評判」より「知人の口コミでの評判」を重要視している人が多いことが分かった。
塾の月謝(春期・夏期・冬期講習などの金額を除いた月額の合計)を確認したところ、小・中学生ともに「10,001〜20,000円」という回答がもっとも多いゾーンだった。
また、合わせて過半数を占める割合になったのは、小学生は「〜20,000円以内」ゾーン、中学生の場合は「10,001〜30,000円以内」ゾーンで、塾にかける費用は大きくなるにつれて高額になる傾向がある。
この調査は、小・中学生の子どもを持つ母親1037人を対象に、1月22日~2月8日にかけて、同社のメディア「ママスタ」内でアンケートを取って実施した。
関連URL
最新ニュース
- Fusicの連絡サービス「sigfy」、静岡・湖西市の小中11校などが導入(2023年3月22日)
- 探究学習、95%の教員が「課題を感じている」=カタリバ調べ=(2023年3月22日)
- Inspire High×長野県教委、ICT活用した「探究的な学びの促進に関する連携協定」を締結(2023年3月22日)
- 中小企業経営者の約6割がリスキリングをよく知らない=フォーバルGDXリサーチ研究所調べ=(2023年3月22日)
- 新入社員研修、課題は「定着・離職防止」、「早期の戦力化」=ベネッセ調べ=(2023年3月22日)
- 0~2歳児の保護者の40%が英語教育に関心、「英語で学ぶ」にも期待=サンリオ調べ=(2023年3月22日)
- 河合塾、高校向け6教科ICT教材「tokuMo」をリリース(2023年3月22日)
- 教育ネット、学校でAIを活用するための ChatGPT学習セミナー29日開催(2023年3月22日)
- クラーク記念国際高等学校・東京大学・Space BD、「宇宙教育プロジェクト」で人工衛星が完成(2023年3月22日)
- 久留米高専、学生の研究が画像認識精度の向上に寄与(2023年3月22日)