2021年3月9日
ベルエポック美容専門学校、人材ニーズが高まる「3Dモデリスト」養成を開始
東京滋慶学園ベルエポック美容専門学校は、ファッションテック専門スクール「東京ファッションテクノロジーラボ(TFL)と教育提携し、ファッション業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)に繋がる職種「3Dモデリスト」の養成を4月からスタートすることを発表した。
「3Dモデリスト」とは、従来の2Dで制作されたパターン(型紙)を、PC内で3Dモデルと連動して立体の形状に仕上げる技術をもつクリエイターのこと。
高度なスキルをもつ3Dモデリストが作成する3DCGは、現物サンプルとほとんど遜色がなく、これによりデザイン案~量産決定までの検討期間短縮や、サンプル経費削減、3DCGデータを活用した先行受注による需要予測、ECサイトでの販売に向けたささげ(撮影・採寸・原稿作成)経費の削減など、さまざまな効率化が実現できる。
また、3Dモデリング技術を活用したバーチャルスタイリングによって、ECサイトや店頭販売における新しい顧客提案も可能になるという。
近年注目されるSDGsやDX化への取り組みは、ファッション業界においても重要課題。こうした状況の中「3Dモデリスト」へのニーズはここ数年で圧倒的に高まり、人材供給が大幅に不足。一方で、教育人材がまだ少なく、3Dモデリストの養成はあまり進んでいないというのが現状。
ファッションとテクノロジーを融合させたTFLの先進的な学びに、ベルエポック美容専門学校のファッション教育カリキュラムを掛け合わせることで、今後増大する3Dモデリストへの人材ニーズに対し、次世代のクリエイターを輩出していくという。
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