2021年3月15日
CCC、学校総選挙プロジェクト「ネットの誹謗中傷罰則強化」に若者の8割以上が「賛成」
CCCマーケティングは12日、「学校総選挙プロジェクト」の投票結果を発表した。同プロジェクトは、これからの未来を担う中高生から20代の若者世代と政治・社会をつなぐソーシャルプロジェクトとして、同社とTポイント・ジャパンが取り組んできたもの。2月19日から3月7日までの期間、オンライン投票でインターネットやSNSでの「誹謗中傷の罰則強化」を募り、全国の10~29歳から6989票の投票を得た。
同調査から、0~29歳の87.5%が誹謗中傷の罰則強化について「賛成」を選択し、12.5%が「反対」を選択、また、「賛成」「反対」の選択にかかわらず、75%以上の若者が自分の選択肢に不安がある様子が明らかになった。
「賛成」に投票をした理由としては、「強化することで少しでも救われる人や命があると思う」「罰則を強化することで、相手を傷つけることの重さに気づいてほしい」「命に関わることもあるので、罰則強化は必要」「時代の変化に合わせて法も整備を進めるべき」「罰則強化をしなければ悪化していく」などが挙げられた。一方、「反対」に投票をした理由としては、「誹謗中傷の判断基準が曖昧なままでは罰則強化できない」「『表現の自由』の権利に反する」「強化しても誹謗中傷が減るとは限らない」「まずは教育や企業による対策をするべき」「罰則強化では根本的な解決にならない」「既存の法律で規制できる」などが挙げられた。
賛成派が不安に思う理由としては、「誹謗中傷の判断基準が曖昧なことが心配」「罰則強化だけではなくモラルなどの教育も必要」「冤罪や過剰な取り締まりにならないようにすべき」「罰則強化しても続ける人がいる(減らないかもしれない)」「自由な発言、対話がしにくくなるのは心配」「無意識に自分も該当するかもしれないことが心配」などが挙げられた。反対派が不安に思う理由としては、「このままでは誹謗中傷が減らないことは問題」「罰則強化は反対だが誹謗中傷を減らす対策は必要」「被害者を守るための対策が十分ではないことが心配」「加害者の認識が変わらないままであることが心配」などが挙げられた。
関連URL
最新ニュース
- CFC、「能登半島地震で被災した子どもの学び実態調査」の結果を発表(2024年11月22日)
- 親が選ぶ子どもに通わせたいプログラミング教育の条件とは? =「プロリア プログラミング」調べ=(2024年11月22日)
- ザクティ、長野県池田工業高校の遠隔臨場体験でウェアラブルカメラが活躍(2024年11月22日)
- 北九州市立大学、高校生向けテクノロジ・イノベーション教育事業「GEEKKイニシアチブ」を開始(2024年11月22日)
- ICT CONNECT21、水曜サロン 安藤昇氏「生成AIで変わる教育の未来」12月4日開催(2024年11月22日)
- 朝日出版社、デジタル・文法指導セミナー「CNN Workbook Seminar 2024」大阪・福岡で開催(2024年11月22日)
- 「未来の学習コンテンツEXPO 2024(冬期)」12月25日開催 企業の協賛案内を開始(2024年11月22日)
- キャスタリア、「ケニアの教育とICTの未来を考える特別セミナー」を開催(2024年11月22日)
- Mulabo!、小学5・6年生対象「親子でプログラミングを体験しよう!」12月横浜で開催(2024年11月22日)
- 教育プラットフォーム「Classi」、「学習トレーニング」機能内に動画を搭載(2024年11月22日)