2021年3月17日
オンライン学習のきっかけは小学生「一斉休校」中高生「学校が導入」=栄光調べ=
栄光が運営する進学塾・栄光ゼミナールは、小中高生のオンライン学習に関する調査を実施し、16日その結果を公表した。
調査は小学1年生~高校3年生の子どもを持つ保護者を対象に2月10日~24日に行われ、667名の有効回答が得られた。それによると、小学生保護者の38.0%、中高生保護者の54.7%が現在子どもが「オンライン学習をしている」と回答。オンライン学習に取り組み始めた時期を訊ねたところ、どちらも7割以上の保護者が「新型コロナウイルス感染拡大後」と回答した。
子どもが使っているオンライン学習ツール(同社のオンライン授業は除く)で最も多かったのは「オンラインライブ授業や映像授業」で、小学生保護者では58.8%、中高生保護者では77.8%に上った。また、子どもがオンライン学習を始めたきっかけを訊いたところ、小学生保護者で最も多かったのは「新型コロナウイルス感染拡大による休校」で35.9%、中高生保護者でも35.2%に上った。中高生保護者では半数以上が「学校がオンライン学習を導入した」ことがきっかけとなっていた。
子どもがオンライン学習をしていると回答した保護者のうち、35.5%が「ルールを決めている」と回答。半数以上の家庭で「学習アプリであっても、保護者に無断でダウンロードしない」と決めていた。他にも「年齢制限などにより利用範囲の設定をする」「利用する時間帯の制限」などを決めている家庭が多いことが分かった。
さらに、職場などでeラーニングなどのオンライン学習を経験している保護者の方が、そうでない保護者よりも、子どもへオンライン学習を勧めたことのある割合が高いことが明らかとなった。
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