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2021年3月17日

2020年のオンラインでの就活経験者は69.4% = MMD研究所調べ=

MMD研究所は16日、「オンラインでの就職活動に関する実態調査」の結果を発表した。

全国の15歳~25歳の学生の男女4875人を対象に2020年に就職活動(就活)を行う予定があったか聞いたところ、「行う予定があった」と回答した人は39.3%。続いて、2020年に就活を行う予定があった1919人に就活の実態を聞いたところ、「オンラインで就職活動をした」が29.2%、「実際に訪問もし、オンラインでも就職活動をした」が40.2%となり、「オンラインで就職活動をした」と「実際に訪問もし、オンラインでも就職活動をした」を合わせてオンラインで就活をした人は69.4%。また、「新型コロナウイルスの影響で就職活動を行う予定だったがやめた」と回答した人は8.9%。

次に、オンラインで就活をした1333人にオンラインで行った就活イベントを聞いたところ(無回答者42人を除く、複数回答)、「説明会」が84.7%で最も多く、次いで「1次面接」が58.5%、「筆記試験」が48.1%に。

オンラインで就活をした1333人にオンラインで就活を行った業界を聞いたところ(無回答者109人を除く、複数回答)、男性(n=612)は「IT業界」が28.6%で最も多く、次いで「自動車・機械」が18.5%、「食品」が16.8%となり、女性(n=612)は「IT業界」が25.0%で最も多く、次いで「食品」が23.7%、「サービス」が23.4%。

オンライン就活経験者329人にオンラインでの就活のメリットを聞いたところ(複数回答)、「移動がない」が64.4%で最も多く、次いで「遠方でも受けやすい」が53.5%、「時間の都合がつけやすい」が47.7%。

続いて、オンラインでの就活のデメリットを聞いたところ(複数回答)、「会社の雰囲気がわかりにくい」が52.6%で最も多く、次いで「会話のテンポが合わないことがある」が37.7%、「部屋の中が映ってしまう」が35.9%に。

次に、オンラインでの就活の際に企業に求めることを聞いたところ(複数回答)、「会社に関する資料の提供」が53.5%で最も多く、次いで「使うツールの手軽さ」が47.4%、「面接などにかかる時間のお知らせ」が40.7%。

オンライン就活経験者329人にオンラインでの就活が今後もっと普及してほしいか聞いたところ、「そう思う」が36.8%、「ややそう思う」が48.6%となり、「そう思う」と「ややそう思う」を合わせて85.4%の人が普及してほしいと回答。

続いて、オンラインでの就活が普及してほしいと回答した281人に、オンラインで行ってほしい就活イベントを聞いたところ(複数回答)、「説明会」が最も多く78.3%となり、次いで「1次面接」が54.4%、「筆記試験」が52.0%。

オンライン就活経験者329人に前日から当日にかけて急なキャンセルをしたことはあるか聞いたところ(無回答者14人を除く)、「キャンセルしたことがある」と回答した人は38.1%。続いて、急なキャンセルをしたことがある120人にキャンセルをした回数を聞いたところ、「1回ある」が最も多く45.8%となり、次いで「2~3回ある」が30.8%、「4回以上ある」が23.3%。

この調査は、2月15日~2月25日にかけて、予備調査は、15歳~25歳の学生の男女4875人、オンライン就活経験者329人を対象に、インターネット調査で実施。

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調査結果の詳細

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