2021年4月21日
志望校選びは「成績・学力に相応」「在校生の雰囲気」を重視=栄光ゼミナール調べ=
Z会グループの栄光が運営する進学塾・栄光ゼミナールは、この春、国公立・私立高校を受験した受験生とその保護者を対象に「受験生アンケート(高校受験編)」を実施し、20日その結果を公表した。
調査は、栄光の教室に在籍していた受験生とその保護者を対象に1月23日~3月31日に行われ、受験生144人と保護者94人から回答を得た。受験生に第一志望校を決定した時期を訊いたところ、最も多かったのは「中3の夏休み以降」で60.4%だった。
志望校・受験校を選ぶ上で、学習面について最も重視したポイントは、受験生・保護者ともに「成績・学力に相応」で、受験生の41.0%、保護者の66.0%となった。また、生活面で最も重視したポイントは「在校生の雰囲気」で、受験生の29.2%、保護者の58.5%となった。「通学が便利」という点も、受験生の22.9%、保護者の50.0%が重視していた。
多くの受験生や保護者が、受験は「学力に向上に役立った」「精神的成長に役立った」「力を試すことができた」と感じていることが明らかとなった。受験生に受験を乗り越える上で精神的な支えとなった人を訊いたところ、「母」が43.1%で最も多く、次いで「学校の友達」42.4%だった。
保護者に受験に関する選択を主に誰が行ったかを訊ねたところ、91.5%が「子ども本人」と回答し、多くの家庭で子どもが主体となって高校受験に関する選択を進めていたことが分かった。
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