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2021年5月12日

22卒就活生の約7割が「企業選びにも影響し将来性の指標になる」とSDGsを認知=ベイニッチ調べ=

ベイニッチは11日、東京・千葉・埼玉・神奈川在住で2022年春に就職予定の就活生550人(21~24歳)を対象に実施した「22卒就活生の選社軸とSDGsの関係性」に関する調査の結果をまとめ発表した。


それによると、「就職先企業を選ぶ上で重視した点」を聞いたところ、「職場の雰囲気の良さ」が67.1%、「給与・待遇の良さ」が64.0%、「仕事内容が魅力的か」が62.2%だった。

以下、「福利厚生の充実」55.5%、「将来性があるかどうか」46.7%、「SDGsに対する姿勢や取り組み」17.3%、「有名企業であるかどうか」13.8%と続いた。


「SDGsに対する姿勢や取り組み」と回答した人に、その理由を聞いたところ、「企業の社会的役割を重視したい」が55.8%、「将来性のある企業だと判断できる」が52.6%、「コロナ禍で持続可能なビジネスモデルの必要性を実感したから」が40.0%だった。

以下、「企業イメージが良く、親しみが持てる」38.9%、「働きがいがある」35.8%、「企業の方向性が明確である」30.5%との回答が続いた。

「企業のSDGsへの取り組みをどのように知ったか」と質問したところ、「会社説明会・インターンシップ」が55.8%、「メディア(ニュース・新聞・WEBサイトなど)」が47.4%、「企業CM・企業ホームページ」が44.2%だった。

このほか、「採用ホームページ」42.1%、「授業・ゼミ・教授など」21.1%、「イベント・セミナー」20.0%、「投資家向け情報」16.8%、「友人・知人・家族など」16.8%もあった。

「企業のSDGsへの取り組みが企業選びに影響したか」を聞いたところ、「とても影響した」が31.6%、「少し影響した」が53.7%。また「あまり影響しなかった」は10.5%で、「全く影響しなかった」は4.2%だった。

また、その理由を尋ねたところ、「企業のSDGsに対する取り組みは将来性の指標になる」や「SDGsは社会的影響が高く企業選びにおいて重視する」など45の回答が寄せられた。

「SDGsについてどの程度知っているか」と質問したところ、「内容を詳しく説明できる」が14.4%、「内容をある程度知っている」が56.4%。また、「聞いたことはあるが、内容は知らない」が19.6%、「全く知らない」が9.6%だった。

「SDGs17の目標のうち関心の高いものはどれか」を聞いたところ、「5:ジェンダー平等を実現しよう」が40.6%、「3:すべての人に健康と福祉を」が39.1%、「1:貧困をなくそう」が32.4%だった。

ほかにも、「4:質の高い教育をみんなに」29.8%、「10:人や国の不平等をなくそう」29.3%、「11:住み続けられるまちづくりを」27.2%などが挙げられた。

この調査は、2022年春に就職予定の21~24歳の就活生を対象に、4月19日〜4月25日にかけて、インターネットで実施。有効回答数は550人。

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調査結果の詳細

前回調査の詳細

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