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2021年5月13日
QUREOプログラミング教室、小学生向けタイピングカリキュラムを全国2300教室で一斉導入
CA Tech Kidsとスプリックスとの合弁会社である、プログラミング教材の開発・運営・販売事業を行うキュレオは11日、本格的なタイピングカリキュラムを、同社が運営するプログラミング教室に導入すると発表した。
同カリキュラムは、同社が運営する小学生のためのプログラミング教室「QUREO(キュレオ)プログラミング教室」で独自に開発したもので、全国に展開する2300教室に一斉導入する。
近年、国内外の各種試験がCBT(Computer-based Testing、コンピューターを使った試験方式)化され、大学入学共通テストにおいてもCBT化が検討されている。基礎的なITリテラシーの一つとして、タイピングスキルの重要性にあらためて注目が集まっている。スマートフォンやタブレット端末の普及が進んだことによって、デジタルネイティブ世代のパソコン利用の減少や、それに伴うタイピングスキルの低下も課題視されており、「7割の新卒社会人がタイピングは苦手である」という調査結果も発表されている。
また、小学校でのプログラミング教育の必修化にともない、テキスト入力を必要としない「ビジュアルプログラミング」の普及が急速に進んでいる。しかし、中学校や高校で取り組む一般的なプログラミングにおいてはテキスト入力が必須となり、タイピングスキルの不足が、プログラミング学習のステップアップを阻害する要因となることも懸念される。
このような背景を踏まえ、同教室では、子どもたちがビジュアルプログラミングでしっかりと基礎を身につけた後、テキストプログラミングへのスムーズなステップアップを目指したカリキュラムを実現するため、同社では小学生に特化したタイピング学習機能の独自開発に至った。同カリキュラムには、アルファベットがわからない初心者の子どもでも楽しく学習ができる工夫や、「速さ」と「正確さ」の2軸で採点し、習得するまで繰り返す復習機能、効率的に身につけるための学習段階と豊富なレッスン量を特徴に持つ。
同教室は、未経験の子どもでも本格的なプログラミングの基礎を楽しく効果的に学ぶことができる小学生のためのプログラミング教室。2019年4月から全国各地への展開を開始し、2021年4月末時点で国内47都道府県にて2300教室を突破、2019年7月からはタイ、マレーシアにも展開している。
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