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2021年6月10日
早稲田システム開発、「ポケット学芸員」が桑都日本遺産センター王子博物館に導入
早稲田システム開発は9日、ミュージアム展示ガイドアプリ「ポケット学芸員」が桑都(そうと)日本遺産センター 八王子博物館に導入されたと発表した。

同博物館では、オリンピックの開催やインバウンドを見据え、展示ガイドアプリを活用した多言語化を検討する中、昨年から続く新型コロナウイルスの脅威から、展示ガイドボランティアスタッフや来館者を守るためアプリ導入検討が加速した。併せて、5年後に予定されている八王子駅南口集いの拠点への本移転に向け、資料のデータベース化を進めている。管理・運用がしやすく、将来はインターネット上で資料データベースの公開も行うことができる仕組みの構築が求められていた。
同アプリは、スマートフォンを利用して展示解説などを楽しめるミュージアム向け無料ガイドアプリ。文字や画像のほか、音声や動画、多言語対応が可能で、複雑な仕組みを用いていないため、解説の登録やメンテナンスがしやすいことが評価されている。また、収蔵資料データベースを契約すると、複数館の展示ガイドが導入できることから、導入及び運用費用が安価であることが決め手となり、今回の採用に至った。
同博物館は、東京都内で唯一の日本遺産に認定されたストーリー「霊気満山 高尾山 ~人々の祈りが紡ぐ桑都ものがたり」と、古くから「桑都」と呼ばれる八王子の歴史と文化を市内外に周知する場所として、6月12日にJR八王子駅南口駅直結の大型商業施設のテナントとしてオープン。同館の運営を行う八王子市郷土資料館は、3月31日に展示場は終了したが、その他の業務は継続するとともに、2026度に予定する八王子駅南口集いの拠点への本移転に向け準備している。
日本遺産に認定されたストーリーを構成する大テーマ(高尾山、八王子のまちと人びと、八王子城と滝山城、桑都と織物)を18の小テーマで解説。このうち日本語解説では、展示テーマを担当する各学芸員が音声で解説。わかりやすくポイント解説している。「おうちではちはく」と称し、同博物館のポケット学芸員も利用者に楽しまれている。
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