2021年6月16日
江戸川大学、日本体育大学柏高校理科部とSTEM教育をテーマとした高大連携の取り組み
江戸川大学は14日、メディアコミュニケーション学部情報文化学科・山口敏和准教授のゼミ(情報デザインコース)と、日本体育大学柏高等学校の理科部(顧問・熊井允人教諭)が連携し、高大接続の合同ゼミを開始したと発表した。
変化の激しい時代において、新たな価値を創造していく力を育成するために、近年、高大接続改革の取組みが注目を浴びている。また、Society 5.0 に向けた人材育成のために、STEM教育(Science, Technology, Engineering, Mathematics 等の各教科での学習を実社会での問題発見・解決に活かしていくための教科横断的な教育)の必要性も指摘されている。
こうした中で山口ゼミは、同高等学校とSTEM教育をテーマとした合同ゼミを開始した。5月6日にはキックオフミーティングを開催。今後一緒に取り組むテーマとして、3Dモデリング、3Dスキャナ、3Dプリンタを活用したオリジナル作品を作る、プログラミングでドローンを動かす、ロボットを動かす(ロボコン企画)、オリジナルゲームの開発の3点が、大学生から高校生に提案された。高校生は大学生からの提案に興味を示し、これからともに実践する活動への期待で胸を膨らませていた。また、大学生は、これまで学んできたことへの理解を深め、ゼミでの制作活動を進める意欲をさらに高めている。
今後は、授業期間中に定期的なミーティングを開き、夏季休業期間には集中ワークショップなどの開催を予定している。
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