2021年6月24日
20代半数以上が「SDGs」に取り組む企業は転職活動で「志望度が上がる」と回答=学情調べ=
学情は22日、20代の仕事観や転職意識をひも解くために実施した、「SDGs」に関してアンケート調査の結果を公表した。
「SDGs(Sustainable Development Goals)」について、「言葉も意味も知っている」の回答が48.5%。「言葉は知っている」の回答(27.0%)も合わせると、75.5%が「SDGs」について「知っている」ことが分かったという。
「SDGs」に取り組む企業の印象について、「好感が持てる」の回答が42.7%。「どちらかと言えば好感が持てる」の回答(38.5%)と合わせると、81.2%が「SDGs」に取り組む企業に「好感」を持っていることが明らかに。
転職活動において、企業が「SDGs」に取り組んでいることを知ると、「志望度が上がる」と回答した20代転職希望者が16.7%。「どちらかと言えば志望度が上がる」の回答は、34.6%となっており、20代転職希望者の51.3%が、企業が「SDGs」に取り組んでいることを知ると、「志望度が上がる」としている。
「どの業界、どの企業もSDGsに取り組む必要がある世の中になっていくと思う」「社会的責任を果たしている企業だと感じる」と、「SDGs」に取り組む企業への好意的な声が挙がった。
一方で、「CSRは掛け声だけの企業もあった。中身を伴う必要があると思う」「『SDGs』に取り組んでいるかどうかではなく、実際に取り組む内容が重要だと思う」と指摘する声も寄せられており、取り組みの有無だけでなく、取り組みの内容にも注目していると推察される。
この調査は、20代専門転職サイト「Re就活」へのサイト来訪者を対象に、6月2日~6月15日にかけて、アンケートのポップアップを表示で実施。有効回答数は、515人。
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