2021年6月28日
22年卒38.3%が複数の「内々定保有」に「抵抗がある」と回答 =学情調べ
学情は24日、2022年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、就職活動に関するインターネットアンケートを実施。今回は、「内々定の獲得数・保有数」に関して調査し、結果を公表した。
「内々定」を獲得している学生の、「内々定」獲得社数は「1社」が最多で47.1%、「2社」23.0%と続く。「3社以上」獲得している学生が約3割に達し、2021年卒と比較すると4.8ポイント増加。
2社以上「内々定」を獲得した学生の大半が、「内々定」を保有する企業を絞り込んでいることが明らかに。「内々定」を保有する企業について、「1社」と回答した学生が58.6%に上った。次いで、「2社」25.5%と続く。「3社以上」の内々定を獲得している学生も、78.0%は「1社」または「2社」に保有企業を絞り込んでおり、「入社意思」のない企業へは「辞退」を済ませていることが分かったという。
同時に複数の「内々定」を保有することについて、「抵抗がある」「やや抵抗がある」と回答した学生が38.3%に。「自分が内々定を持っていることで、他の学生が採用されるチャンスを奪うことになってしまう」「企業に迷惑がかかると思う」などの声が挙がっており、他の学生や企業の採用計画への影響を考慮し、「複数企業の内々定を持つこと」に「抵抗」を感じていると推察されるという。
この調査は、「あさがくナビ2022」へのサイト来訪者(※既に「内々定」を獲得している学生が回答)を対象に6月4日~6月18日にかけて、Web上でのアンケートを実施。有効回答数:493人。
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