2021年7月9日
大阪電気通信大学、通信工学科1年次キャリア科目でPBL「タクナル」を導入
大阪電気通信大学は7日、同大学通信工学科1年次キャリア科目で「タクナル」を導入したと発表した。
同大学情報通信工学部通信工学科は、2019年度から学生の主体性を育てるためにリアセックの「タクナル」というアクティブラーニングを導入。8人の全教員がタクナルのファシリテーター(講師)研修を受けて、1年次キャリア科目の授業を行っている。
タクナルは、ケースメソッドPBL(Project Based Learning)という「実際に起きた事例を教材として、あらゆる事態に適した最善策を討議し、学習者が答えを導き出す」教育・研修プログラム。
1年次キャリア科目のプロジェクト活動スキル入門の授業では、「無人島に一つだけ何を持っていくか」「おすすめのダイエット方法」などの身近な事柄をテーマに意見交換の練習を行う。イメージがしやすいこともあり、どのチームも各々自分の考えを伝えたり、相手に質問を投げかけたりなど、活発に議論が交わされる。授業を通して、議論への抵抗感をなくし、多種多様な意見に耳を傾けることや、積極的な姿勢の大切さを知る。
また、例年全体発表の場では、グループで1枚の模造紙に集まり書き込む形だったが、今年はコロナ禍の感染防止対策も踏まえ、Googleスライドでの共同作業を導入。グループワークを通してOAスキルの向上にもつなげた。
関連URL
最新ニュース
- 「すらら」活用で進化する英語 反転学習×学び直しの成功事例 /桜丘中学・高等学校(2025年3月18日)
- 「経済的に困難な状況」の世帯の中高入学費用、6割超が「生活費を削る」、約3割が「借入で工面」=セーブ・ザ・チルドレン調べ=(2025年3月18日)
- 習い事にかける月額費用、最多は「5000円~1万円」=ゼクノ調べ=(2025年3月18日)
- 「保育園の洗礼」で子どもが体調不良になり仕事を休んだ経験のある母親が9割超=げんきな免疫プロジェクト調べ=(2025年3月18日)
- 保護者の3人に2人がGIGA端末の処分方法を知らないと回答=児童生徒のデータプライバシー協会調べ=(2025年3月18日)
- 学生時代にもっと学んでおけばよかった分野、TOP3は「語学」「金融」「コミュニケーション」=R&G調べ=(2025年3月18日)
- 「情報I」DXツール「コエテコStudy byGMO」、都立小平高校の定期考査で採用(2025年3月18日)
- 奈良県、「奈良県女性デジタル人材育成プロジェクト」第3期生募集中(2025年3月18日)
- HIKKYと熊本県高森町、メタバースで地域活性化へ協定締結(2025年3月18日)
- ビジネスプランコンテスト「みんなの夢AWARD15」、グランプリなどを決定(2025年3月18日)