2021年7月26日
CLARK NEXT Tokyoの特別授業が経産省の「未来の教室」実証事業に採択
創志学園クラーク記念国際高等学校は20日、同校のCLARK NEXT Tokyoで実施されている特別授業「エシカルハッカー発掘・育成プロジェクト」が、経済産業省の「未来の教室」実証事業に採択されたことを発表した。
同プロジェクトは、HASSYADAI social(ハッシャダイソーシャル)とデジタルハーツが共同開発した教育プログラム。高い倫理観と道徳心を備え、コンピュータやネットワークに関する高度な技術・知識を活用し、悪意を持つハッカーからの攻撃を防ぐ技術者のことを、「エシカルハッカー」と言う。現在、エシカルハッカーのような情報セキュリティ人材は、日本で19万人以上も不足していると言われており、人材の育成が求められているという。
一方、CLARK NEXT Tokyoは、クラーク記念国際高等学校が「テクノロジー」をテーマに2021年に開校した新キャンパス。eスポーツ、ゲームアプリ、ロボティクスなどのデジタル分野のコースを入り口に、次世代型の思考と技術を身につけていくことを目指しており、情報セキュリティ分野などをはじめとするデジタル人材の輩出が期待されている。
そこで、ハッシャダイソーシャルとデジタルハーツが共同開発した「エシカルハッカー発掘・育成プロジェクト」を、CLARK NEXT Tokyoの特別授業として設けることで、情報セキュリティに関する生徒の関心を高め、人材育成に向け協力できると考え、実施に至ったという。
また、CLARK NEXT Tokyoで実施される同プロジェクトの一部(ゲーム形式講座)を、7月26日13:00〜16:00に、教育関係者やメディア関係者に公開する。観覧を希望する人は、CLARK NEXT Tokyoに連絡する。
プログラム概要
事業名:エシカルハッカー発掘・育成プロジェクト
内容:高校生かがエシカルハッカーの仕事を学び、実践するキャリアプログラム
オンライン:1.キャリア講演 2.オンラインコミュニティでの伴走支援
オフライン:3.実践型ワークショップ4.ゲーム形式講座 5.就労体験(インターンシップ)
実施期間:7月〜2022年1月
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