2021年9月14日
岩崎学園、小学生と専門学校生による課題解決型プロジェクトを開始
岩崎学園とA.G.A.は13日、神奈川県在住の小学生と岩崎学園の専門学校生が、「横浜の新たな名物」を生み出すため、地元企業と連携して商品開発を行う「Polytope Project IWASAKI」の活動を開始したと発表した。
プロジェクトでは、横浜の新たな魅力を若い目線から訴求し、地域社会の活性化へつなげることを目指す。また、参加した小学生や専門学校生が地域への理解と興味を深めることや、アクティブラーニング形式のプロジェクトを通して「発想力」や「起業への興味関心」を醸成することを目的としている。
初年度となる今回は、横浜市の市花である「バラ」に焦点をあて、お土産やプレゼントにも活用できる「バラを使ったお菓子」をテーマに、神奈川・横浜とバラの魅力を伝えられる商品開発について、市場調査から商品企画立案、デザイン考案、加工、市内店舗での販売、事業報告までの一連のビジネスの流れを実践する。
今年度はトライアルとして、8月から2月までの約半年をかけて取り組む予定で、第1回のプログラムを8月28日に実施した。当日は県内の小学4~6年生15名が参加。また、岩崎学園の専門学校でITやデザイン、ファッション、保育などを学ぶ専門学校生14名が、日頃の授業内でのプロジェクト学習の経験などを活かし、プロジェクトマネージャーとしてプログラムの進行や企業との調整、小学生のサポートを行った。
第1回のプログラムは、特別企画として横浜イングリッシュガーデンにて、オンラインと会場参加のハイブリッド形式で実施した。参加した小学生は、施設内を見学してバラの香りを嗅いでみるなど、さまざまな植物の種類や特徴を学び、横浜とバラの歴史や「はまみらい」などの横浜にちなんだ名前のバラ、ガーデンスタッフの仕事内容などについて、理解をふかめた。
レクチャー後、小学生は3グループに分かれ、商品を販売するためのターゲットのペルソナ(年齢、居住地、職業など)を設定するディスカッションを行い、岩崎学園の専門学校生が各グループについてディスカッションの進行を行った。今後も月に1度程度プログラムを実施し、来年2月26日に事業報告会を予定している。
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