2021年9月16日
有明高専、マッチングラボ第2弾「センシングモジュール統合設計ラボ」設立
有明工業高等専門学校(福岡県大牟田市)は15日、マッチングラボ第2号として「センシングモジュール統合設計ラボ」を設立したと明らかにした。
同校の地域共同テクノセンターでは、新しい産学連携の仕組みとして「マッチングラボ」制度を創設。高専内に専用の研究室を設けて、企業名およびラボ名を学内に掲示し、2年間の継続した研究を行っている。マッチングラボでは教員・学生グループと企業のエンジニアが連携して研究を推進し、研究だけでなく人材を育成を目的としている。
このたび、佐賀エレクトロニックスと連携し「センシングモジュール統合設計ラボ」を設立した。研究期間は2021年5月1日~2023年4月30日。静電気対策のためのセンサモジュールを佐賀エレクトロニックスと共同で開発し、その過程で、機構設計、電気回路設計、ソフトウェアを統合的に設計できる人材の育成を目指す。学生がセンシングモジュールを題材として回路設計やプログラミングだけでなく、センシングに必要な部品の機械加工までを行う。
最近ではさまざまな分野の技術を複合して開発することが増えてきており、同校では複合分野の知識を持つ人材育成が、日本の技術力向上のためにも重要な課題であると考えている。
関連URL
最新ニュース
- 「仕事とAI」、約3割が「自分の仕事が代替される可能性がある」と実感= NEXER 調べ=(2025年12月25日)
- ガクシー、高校生・大学生・保護者を対象に「学びとお金の調査2025」実施(2025年12月25日)
- 英語学習者の8割が挫折と悩みを繰り返す”学習ゾンビ化” =レアジョブ調べ=(2025年12月25日)
- 小中高校生の日常生活に関する調査2025、お年玉・楽しい時間など=学研ホールディングス調べ=(2025年12月25日)
- 11カ国調査で見えた親の「子ども観」が「将来への期待」に与える影響=スプリックス教育財団調べ=(2025年12月25日)
- BREXA Technology、運送業向けeラーニングシステム「Logi Learn」提供開始(2025年12月25日)
- システム ディ、校務支援クラウドサービス「School Engine Web出願システム」山形県教育局が導入(2025年12月25日)
- 鳥羽商船高専、商船学科学生が「クラウド型船員労務管理」を体験(2025年12月25日)
- SAMURAI、埼玉県立蕨高校で「生成AI活用した探究学習」の授業を実施(2025年12月25日)
- 岡山大学、教員免許・保育士資格希望者へ「こども性暴力防止法」施行に伴う留意事項(2025年12月25日)











