2021年9月29日
EdTechプラットフォーム「TimeTact」、大妻多摩中高が高校英語授業に導入
StudyValleyは28日、同社の探究学習対応のEdTechプラットフォーム「TimeTact」が、東京・多摩市の大妻多摩中学高校の高校2年生の英語の授業(2021年9月〜2022年3月予定)に採用されたと発表した。
TimeTactは、「探究学習」×「社会とのつながり」を実現するプラットフォーム。教員の負担を軽減し探究学習の実践をサポートすると同時に、社会(企業)との連携で探究学習の成果物に「フィードバック」や「いいね」を受けることができる。
身の回りにある課題を起点に、教室内に留まらない、社会に開かれた学びの場を提供する。TimeTactとSTEAMライブラリーを活用することで、専門的知識の習得と創造的で論理的な思考の掛け合わせが生まれ、未知の課題やその解決策を見出す力が養われる。
今回、同高校では、経済産業省「未来の教室」事業で同社がプラットフォーム構築者として参加しているオンライン図書館「STEAMライブラリー」とTimeTactを導入して、探究学習型の新たな英語授業を実施する。
具体的には、本質的な探究能力を身につけるため、「知る」活動と「創る」活動をサイクルに回し、最後に「相互にフィードバックを与える」、「振り返る」ことでより深い理解を得る。
「知る」活動では、教師が用意した社会的なテーマを設定した後、生徒が自らSTEMライブラリーを使って「生徒の興味を惹く」コンテンツを選定。
「創る」活動では、集めた情報をまとめ、コンテンツ提供事業者を巻き込んだプレゼンコンテストを実施。事業者との繋がりはTimeTactを活用し、さらに、「1to1」のフィードバック体制を設定。
そして「相互にフィードバックを与える」、「振り返る」活動では、一連の探究学習活動で得られた成果を専門家の協力の下、ルーブリックを使ってパフォーマンス評価を測定する。
Study Valleyは、2020年1月創業のEdTechベンチャー企業。AIを活用したAdaptive Learningや、勉強に特化した独自検索エンジンアルゴリズムの開発、経産省「STEAMライブラリー」事業のプラットフォーム構築を行なっている。
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