2021年10月15日
大分高専、地元企業のAI活用人材を育成する「実践的体験セミナー」を開催
大分工業高等専門学校(大分高専)は14日、地元企業を対象に開催した、ディープラーニングの入門から画像識別への応用までを演習形式で行う「AI活用人材育成セミナー」の模様を公表した。
同セミナーは、「大分県DX推進人材育成事業 AI活用人材育成セミナー」と題したもので、9月13日~15日の3日間(全日9:00~16:00)、同高専を会場にして開催。同高専電気電子工学科の木本智幸教授が講師を務めた。
AIを活用したい大分県の企業技術者を集め、基礎的AIモデルを用いた画像識別への適用法を学び、最終的には実用性能を引き出す大規模なAIモデルの利用法までを実施した。
実践的な技術力を身に付けるために、受け身の座学形式ではなく、初日から一貫して演習形式で行うのが特徴。
AIとは何か、ディープラーニングとは何かという初歩から初めて、AIの開発環境の構築法を学び、セミナー最終日の3日目には花の画像から、その種類の識別や、人の顔写真から個人識別、性別、年齢識別もできるようになるところまで力を付ける実践的な演習を実施。
単なるツールとして使えるようになるだけでなく、ディープラーニングの数学的理論や、識別性能を向上させるためのチューニング手法も学び、自社での発展的展開も可能になるところまで演習した。
演習形式なので、行き詰まったり遅れたりする受講生もいたが、講師の木本教授の研究室の学生たちが補助を行い、誰一人として置いていかないようサポート。その結果、セミナー後のアンケートでは、受講生20人全員が「満足」と回答した。
同セミナーは、大分県内企業のAI人材を育成することを目的に、大分県庁(商工観光労働部DX推進課)と同高専が協力して開催しているもので、今年で4年目。
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