2021年10月21日
2023年卒学生、就活相談をしたい人は「OB・OG」が最多=学情調べ=
学情は20日、2023年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生511人を対象に実施した、就職活動の「OB・OG訪問に関するインターネットアンケート」の結果をまとめ発表した。
それによると、就活の相談をしたい人は「OB・OG(若手社会人)」が68.3%で最多。次いで、「企業の人事担当者」53.4%、「キャリアセンターの職員」51.1%と続いた。
学生からは、「企業の良い面はセミナーやインターンシップを通して知ることができる。リアルな声を聞いてみたい」、「ホームページには載っていない情報を得たい」、「実際に働く人の話を聞くことで、自分が働くイメージを具体的に描きたい」などの声が寄せられた。
「OB・OG(若手社会人)」への相談を通して、企業のリアルを知り、自身が働くイメージを具体化したいと考えていることが分かる。
OB・OG訪問で相談したい社会人トップは、「志望している業界の人」80.4%だった。次いで、「志望している職種の人」67.9%、「同じ学部・学科・コース出身の人」46.8%、「同じ学校出身の人」44.8%と続いた。
「面接官の経験がある人」や、「リクルーターをしている人」は3割以下に留まった。OB・OG訪問では、採用活動に携わっている人ではなく、採用活動に携わっていない人から話を聞くことを重視していると推察される。
OB・OG訪問で相談したいことは、「就活に関するアドバイス」が86.1%で最多。次いで、「仕事内容・1日の業務スケジュール」68.9%、「社風・人間関係」65.4%と続いた。
オンラインでのOB・OG訪問について、「ぜひやってみたい」「どちらかと言えばやってみたい」と回答した学生が90.6%に上った。
「オンラインだと、時間や場所を選ばないので、対応する社会人の負担も少ないと思う」、「コロナ禍で直接会える機会が減っており、オンラインも積極的に活用したい」などの声が寄せられた。
この調査は、2023年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生で、新卒採用サイト「あさがくナビ2023」への来訪者を対象に、9月30日~10月15日にかけて、Web上でのアンケートという形で実施。・有効回答数は511人。
関連URL
最新ニュース
- みんがく、自治体向け「無償スタート応援!教育特化型の生成AI活用キャンペーン」開始(2025年3月14日)
- 教育ネット、タイピング大会 実証自治体を限定10自治体募集(2025年3月14日)
- アローリンク、長野県が「Liny」を活用し「ながの子育て家庭優待パスポート」をリニューアル(2025年3月14日)
- ChatGPTなどの対話型生成AI、「学校で利用したことがある」小学生は16.8%、高校生は27.7% =学研調べ=(2025年3月14日)
- 6割強の親が「老後の備えより子どもの教育費にお金を回したい」と回答 =ソニー生命調べ=(2025年3月14日)
- 「大人になって学んでおけばよかった」No.1は「金融知識」 =日本こどもの生き抜く力育成協会調べ=(2025年3月14日)
- 通信制高校の選択、約6割は子供自身の意思で進学を決定 =ウェブクルー調べ=(2025年3月14日)
- 放課後NPOアフタースクール、「共働き世帯の小学生の放課後の過ごし方」調査結果(2025年3月14日)
- サイボウズ、ソーシャルデザインラボ「不登校・行き渋りに関するインタビュー調査」(2025年3月14日)
- キズキ、「不登校保護者の夫婦関係」のアンケートを実施(2025年3月14日)