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2021年11月8日
コクヨ、徳島「神山まるごと高専」にふるさと納税を活用して1億円寄付
コクヨは5日、2023年4月開校を目指す私立高等専門学校「神山まるごと高専」( 徳島県神山町)に、企業版ふるさと納税を活用した1億円の寄付を行うとともに、「未来の学び方を共に考える」パートナー契約を締結したと発表した。
企業版ふるさと納税は、国が認定した地方公共団体の地方創生プロジェクトに企業が寄附をした場合、法人関係税が最大90%税額控除される仕組み。
今回のふるさと納税が充当される経費項目は、校舎予定の神山中学校の改築費用、教具・校具の購入費用、図書の購入費用、開設後数年間の運転費用、学生の奨学金となっている。
神山まるごと高専(仮称・設置構想中)は、自ら課題を発見してモノをつくる力で解決し、社会に変化を生み出すことができる人材「モノを作る力で、コトを起こす人」の育成を目指して現在、開校準備を進めている。
今回のパートナーシップでは、コクヨの「共感共創」を活かして学生、教師、企業、町が共創的に学び合える空間やツールを生み出し、未来のあるべき学びについて探求していく。
また、同高専の学校づくりと新たな学び方の探求を通して、地方創生など社会課題の現場を体験することで、コクヨの社員が社会課題解決を通じた経済価値の創出にチャレンジ。「学ぶ」領域での新規事業の創出と事業領域の拡大に繋げていく。
パートナーシップの概要
①コクヨから同高専への提供価値:学生、教師、企業、町が共創的に学び合える空間やツールを共に生み出し、未来のあるべき学びについて共に探求していく
②同高専からコクヨが受け取る価値:同高専を通じて、学生や職員、また町民と触れ合う事で、社会課題を解決する力を身に付けた社員の育成を目指す
③日本初の企業版ふるさと納税を活用した学校づくりに参画:同高専に対して、企業版ふるさと納税を活用した1億円の寄付を実施
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