2021年11月16日
神田外語大学と金沢工業大学、連携協定を締結 オンライン調印式とアバターロボットで交流
神田外語大学は金沢工業大学と教育・研究活動に関する連携協定を締結し、11月18日に調印式を行う。同締結をもって、人文系の同大学と工学系の金沢工業大学は、互いの異なる専門分野の特徴や強味を生かし、教育・研究の充実と相互連携を強化していく。また、これまでにないイノベーションを生み、ニューノーマルの時代にたくましく未来を切り拓いていく力を備えた人材育成を目指すという。
同学は「言葉は世界をつなぐ平和の礎」という建学理念のもと、1987年の開学以来、世界の懸け橋となる人材を育成してきた。キャンパス内には語学学習や、異文化理解教育を促す特徴的な施設が多数あり、実践的な語学運用能力と高いコミュニケーションスキルを備え、国際社会で活躍できる、グローバル人材の育成を目指す。
金沢工業大学は、人間形成を目的とする「教育付加価値日本一」をビジョンに掲げ、教育、研究、サービスの卓越性を追及し、「自ら考え行動する技術者の育成」を目標に、社会で活躍するために必要な力を身に着ける実践的な教育に取り組んでいる。
両大学の専門分野は異なるものの、SDGsの目標にもある学生の教育の充実を第一主義に掲げる理念は一致しており、文系と理系それぞれの特徴と強みを生かし、学生のために実質的な相互協力関係を築く取り組みを行ってきた。
このたび、金沢工業大学が文部科学省の「デジタルを活用した大学・高専教育高度化プラン(デジタルDX)」補助金事業に採択され、「DXによる時間と場所の制約を超えた学びの場の創出」における取り組みにおいて、両大学を繋ぐ多地点等身大接続システム「SmoothSpace」が本学に設置される運びとなった。同大学も独自の学習システムの開発・導入の取り組みが文部科学省の同事業に採択されており、全学的にDXを推進している。DX推進の方針が合致し、本機器を導入することによって、両大学の交流・連携はこれまで以上に活発になり、これまでにないイノベーションを生むことが期待される。
両大学はこれまで形式的な調印は望まず、あえて連携締結をしていなかったが、これまでの実績をベースとして、さらに交流関係を昇華させたいと考え、同協定を結ぶ運びとなった。11月18日の調印式は、このたび設置されたSmoothSpaceを活用し、遠隔で実施する。また、調印式後には両大学の学生が今後取り組んでいく交流活動の内容について説明が行われ、スクリーン上に両大学のアバターロボットが映し出されるという。
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