2021年11月17日
6割を超える学生がSNSでインターンシップ・就活情報を収集 =マイナビ調べ=
マイナビは15日、2023年3月卒業予定の全国の大学3年生、大学院1年生(4192人)を対象に実施した、「マイナビ 2023年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(10月)」の結果を発表した。
SNS・ソーシャルメディアでインターンシップ・就活関連の情報収集をしているかを聞いたところ、「している」と回答したのは62.7%。SNSで情報収集している学生が実際に使用しているツールは、「LINE(オープンチャット含む)(51.9%)」「Instagram(45.4%)」「Twitter(42.0%)」など。TwitterよりもInstagramの方が、使用割合が高いことが明らかに。ハッシュタグ「#23卒」「#就活」で検索するといったコメントや、「YouTubeで面接対策動画を見ている」というコメントが寄せられたという。
就活専用SNSアカウントを保有(保有予定含む)する学生は22.4%(「持っている(11.5%)」+「今後作る予定(10.9%)」の合計)。インターンシップの情報収集や就職活動に向けてSNSの利用方法を見直したことがあるかを聞いたところ、「匿名や非公開で使っていたため見直しはしていない(38.8%)」「見られて困ることは無いので今まで通り実名で利用(34.1%)」という回答が多かった。一方で、「非公開設定にした(17.4%)」「特定されないような名前・アイコンに変更した(9.3%)」といった回答も。
インターンシップ・ワンデー仕事体験に参加した企業から、参加後に連絡があったかどうかを聞いたところ、「一度以上連絡があった」と回答した学生は72.4%。連絡の内容を聞いたところ、多かったのは「次回もしくは別のインターンシップ情報(78.9%)」や「インターンシップ参加者限定のイベント情報(29.3%)」。
インターンシップ先で社員に聞きたいこととして「具体的な仕事内容(76.8%)」を挙げる学生が最も多く、一方で、「聞きたいが聞きづらいこと」としては、「年収」が56.6%で最多。他にも、「残業や休日出勤の実情(35.2%)」、「辞めたいと思ったことがあるか(30.7%)」といった項目について聞きづらいという回答が多かったという。
この調査は、10月20日~10月31日にかけて、2023年3月卒業見込みの全国の大学3年生、大学院1年生を対象に、マイナビ2023の会員に対するWEBアンケートで実施。有効回答数は、4192人(文系男子829人、理系男子699人、文系女子1911人、理系女子753人)。
関連URL
最新ニュース
- 2025年度(令和7年度)大学入学共通テスト 問題・回答速報・解説サイト情報サイト情報(ベネッセ/駿台・東進・河合塾・朝日新聞・中日進学ナビ)(2025年1月11日)
- 教育ネット、徳島県立全学校に「おたすけ学校AI」を実証導入(2025年1月10日)
- コドモン、岩手県奥州市の保育所7施設にICTサービス「CoDMON」導入(2025年1月10日)
- 約4割の学生が「5社以上」のインターンシップなどに参加 =学情調べ=(2025年1月10日)
- タイパ・コスパの高い「オンライン学習塾」が共働き家庭の支えに =オンライン指導塾そら塾調べ=(2025年1月10日)
- 受験は親にとっても大きな挑戦、受験生の負担を気遣う親が行う「見えない応援」とは =ジョンソン調べ=(2025年1月10日)
- リスキリング支援サービス「Reskilling Camp」、企業におけるリスキリング施策の実態調査(2025年1月10日)
- 社会構想大学院大学、「教育CIO養成課程」を2月に開講 ICTを活用した教育改革のリーダーを育成(2025年1月10日)
- アイディア高等学院、「個性に合わせた能力向上」をめざした教育を開始(2025年1月10日)
- 三信電気、日建学院の出席確認システムに顔認証の仕組みを導入(2025年1月10日)