2021年2月19日
Web形式のインターンシップを希望する学生が対面形式を初めて上回る=マイナビ調べ=
マイナビは17日、2022年3月卒業予定の全国の大学3年生、大学院1年生(3199人)を対象に実施した、「マイナビ 2022年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(1月)」の結果を発表した。
インターンシップ・ワンデー仕事体験に応募したことがある学生は93.7%(前月比2.5pt増)で、参加したことがある学生は84.9%(前月比3.8pt増)。今年度は新型コロナウイルスや緊急事態宣言の影響があったものの、前年2月時点の参加率(85.3%)(※)と同水準に。1月の平均応募社数は3.8社、平均参加社数は2.5社で、いずれも前月と同じ数値となったという。
インターンシップの開催形式について聞いたところ、Webを希望する学生は合計で39.0%(「絶対にWebがいい(9.9%)」+「どちらかというとWebがいい(29.1%)」の合計)。一方、対面を希望する学生は37.2%(「絶対に対面がいい(8.5%)」+「どちらかというと対面がいい(28.7%)」の合計)で、同項目の調査を始めた2020年9月以降、初めてWeb形式が対面形式を上回ったという。1月から11都府県で緊急事態宣言が発令され、外出を控える学生が多かったことや、企業側・学生側ともにWeb形式のインターンシップをうまく活用できるようになり、Web形式の充実感が増していることが理由だという。
1月に行った活動について聞いたところ、「企業研究をした」という回答が64.4%で「インターンシップエントリーをした」(61.4%)を上回った。夏の早い段階から活動を始めている学生は、エントリーする企業を絞り込むために企業や業界、職種を研究する段階に入ったという。
この調査は、1月20日~1月31日にかけて、2022年3月卒業見込みの全国の大学生、大学院生を対象に、マイナビ2022の会員に対するWebアンケートで実施。有効回答数は3199人(文系男子510人、理系男子475人、文系女子1511人、理系女子703人)。
関連URL
最新ニュース
- Z会、2021年度東大・京大前期試験の科目別入試分析を26日夜から公開(2021年2月26日)
- 高校のICT活用実態調査 9割以上が「以前よりICTの必要性を認識」と回答 =旺文社調べ=(2021年2月26日)
- 京都市、全市立学校で授業支援クラウド「ロイロノート・スクール」を導入(2021年2月26日)
- 学力低下の対策として「学習系アプリ」「YouTube」が上位に =テラコヤプラス調べ=(2021年2月26日)
- 保育ICTコドモン、石川県津幡町が自治体初の給食管理機能を導入(2021年2月26日)
- ナビット、「学校データベース」の2021年度版の改訂が完了 小学校は1499校減(2021年2月26日)
- 「秘書検定 (2級・3級)」がCBT方式試験で全国47都道府県随時受験が可能に(2021年2月26日)
- 日本の子どもの約3割は「なりたい職業がない・決まっていない」 =スプリックス基礎学力研究所調べ=(2021年2月26日)
- インタースペース、「小・中学生の塾通い」に関する実態調査の結果を発表(2021年2月26日)
- ICT CONNECT 21、「オンライン授業事例紹介セミナー」の収録を公開(2021年2月26日)