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2021年11月19日

自宅で受けるオンライン授業、2人に1人が「ネット環境に不満」=第一興商調べ=

第一興商は18日、立正大学のオンライン授業を受ける学生872人を対象に、同大と共同で実施した、「コロナ禍における大学生の授業・生活に関する実態調査」の結果をまとめ発表した。

それによると、「オンライン授業とオフライン授業のどちらを好むか」を聞いたところ、 「オンライン授業」44% 、「どちらでも良い」32%、「オフライン授業」24%だった。

「オンライン授業はどこで受けているか」を聞いたところ、98%の学生が「自宅・実家」と回答。オンライン授業の受講にあたり、オフラインと比較して不便に感じることを聞いたところ、約2人に1人(53%)が「自宅で受けるオンライン授業のネット環境に不満がある」と回答した。

「格安のオンライン授業用のスペースがあれば利用したいか」との質問には、83%の学生が「とてもそう思う」「ややそう思う」と回答。

また、このような授業スペースにあったらうれしいサービスの1位は「Wi-Fi」で、次いで「飲み放題」、「コードの貸し出し」という結果に。なかには、学生では追加での用意が難しい「適切な高さの椅子と机」、「コピー機」という声もあった。

「コロナ禍でシフトやアルバイトの収入は減ったか」と聞いたところ、約3人に1人(27%)が「シフトが減った」と回答。「減った」と回答した学生のうち、飲食・フードに従事している学生が最も多かった。

「コロナ禍で、どのような生活費の節約に取り組んでいるか」を聞いたところ、「無駄なものは買わない」、「家計簿をつける」、「節電、節水に努める」、「外出を控える」といった回答が寄せられた。

この調査は、10~20代の立正大学生872人(1年生~4年生の男女)を対象に、11月にインターネットで実施した。

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第一興商

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