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2021年12月20日
総合型選抜専門塾AOI、「YouTubeチャンネル」登録者数がコロナ前の9.7倍に
花形は17日、同社の「総合型選抜専門塾AOI」が運営するYouTube「AOIチャンネル」の登録者数が新型コロナ前の9.7倍に急増したと発表した。
AOIチャンネルは、2019年1月1日にスタートしたが、登録者数は今年7月から9月にかけて大きく増加。特に9月には、登録者数が1万人を突破し、2019年9月と比較して約9.7倍にもなった。
これは、第4回緊急事態宣言期間(2021年7月12日〜9月30日)と重なっており、新型コロナの感染拡大が大きく影響していると考えられるという。
学力だけでなく、受験生のこれまでの経験や将来ビジョンを含めて総合的に評価する総合型選抜(旧AO入試)では、多くの大学の出願日が9月に固まっており、7月〜8月は出願に向けて対策に注力し始める受験生が多い。
その時期に重なって緊急事態宣言が発出されていた影響などで、新たに「YouTube」で大学受験勉強をする受験生が増加傾向にあった。
また、AOIチャンネルの登録者の情報から、受験生の保護者世代を含む「35歳〜44歳・45歳〜54歳・55歳〜64歳」の登録者数を比較すると、2019年から2021年の「約2年半で1.5倍に増加」していることが分かった。
これは、若い世代だけでなく、受験生の保護者までもがYouTubeで受験情報を収集していることを表しており、実際にYouTubeのコメント欄にも保護者と思われる人からの質問なども寄せられている。
こうしたことから、同チャンネルの登録者が急増した要因として、新型コロナの影響などで、保護者が高校へ出向いて教員へ気軽に相談することが難しくなったほか、総合型選抜という新しい入試の情報をYouTubeで収集するという行動が増えたことが考えられる。
総合型選抜は、大学受験方式の1種で、学力だけではなく受験者の「人間性・学習意欲・課外活動」などを重視し、大学のアドミッション・ポリシー(求める理想の学生像)に合致した受験生が合格できる入試形態。
この方式を用いた入学者数も年々増加傾向にあり、国立・公立・私立合わせて「2015年度 5万3485人」から「2020年度 6万5041人」へと推移。「直近5年間で1万人以上増加」しているという。
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