2022年1月13日
学校総選挙プロジェクト、成人年齢の引き下げ「18歳成人」について1000人超の10代が回答
CCCマーケティングとTポイント・ジャパンは、両社が取り組んでいる、中高生から20代の若者世代と政治・社会をつなぐソーシャルプロジェクト「学校総選挙プロジェクト」で、“18歳成人”についての調査を行い、結果を公表した。
同調査は、4月1日から成人年齢が18歳に引き下げられることを受け、2021年12月14日~12月23日までの間、オンライン調査によって“18歳成人”についての調査を行い、これから成人を迎える全国の16歳から19歳の「プレ成人」1096人から回答を得た。

はじめに、2022年4月1日から成人年齢が18歳に引き下がることについての認知を聞いたところ、「いつから引き下げられるか時期も知っていた」と回答をしたプレ成人は61.4%となり、6割が“18歳成人”の施行時期を理解している。一方で、「成人年齢が引き下げられることは知っていたが、時期までは知らなかった」と回答をした10代も33.1%いることが明らかに。

成人年齢が引き下がることで不安を感じるかを聞いたところ、「不安に感じる」が12.3%、「やや不安に感じる」26.5%、「どちらともいえない」が31.2%、「あまり不安に感じない」が14.3%、「不安に感じない」が15.7%と、どちらかといえば不安を感じるプレ成人が多いことが分かった。
また、「大人になるとはどういうことか」について自由記述で回答してもらい、その結果を分析したところ、頻出する単語として「自立」「責任」「できる」「生活」「稼ぐ」が多く挙がり、経済的にも自立できていることや、自らの行動や判断に責任を持つことを「大人になること」と考えている様子が伺えた。このことも不安を感じる背景にあるのかもしれないという。
続いて、成人になったらしてみたいことについて、複数選択で聞いたところ、上位3位は男女ともに「自分の趣味にお金をかけること」、「親に恩返しをすること」、「お金を自由に使うこと」、という回答が寄せられた。
大人に聞いてみたいと思うことについて聞いたところ、男女ともに1位は「若い時に何をしておくべきか」。以降、男性の2位は「人生楽しいかどうか」が35.9%、3位は「大人になってやり残したと感じたことは何か」32.3%となり、女性の2位は「大人になってやり残したと感じたことは何か」45.4%、3位が「人生楽しいかどうか」40.7%という結果に。
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