2022年2月3日
学情、就職人気企業ランキング10年比較 金融→旅行・航空→食品と変化
学情は1日、「就職人気企業ランキング」の結果を、2014年卒~2023年卒の10年分を比較して発表した。

10年前2014年卒の「就職人気企業ランキング」では、伊藤忠商事を筆頭に「商社」3社、三菱東京UFJ銀行(現:三菱UFJ銀行)を筆頭に「金融」2社がトップ10にランクイン。三菱東京UFJ銀行(現:三菱UFJ銀行)は、2017年卒のランキングまで、上位10位に入り続けて、「金融」が高い人気を誇っていた。
2016年卒~2019年卒では、ANA(全日本空輸)が4年連続で首位。JAL(日本航空)もトップ10に入っていて、「航空」が人気。JTBグループや、オリエンタルランド、エイチ・アイ・エス(H.I.S.)など、「旅行」や「レジャー」も人気を集めていた。

2020~2023年卒は、伊藤忠商事が4年連続で首位。10年間トップ10に入り続けた企業は、同社(2023年卒ランキング1位)のみ。味の素やアサヒ飲料など、「食品」も人気。任天堂が、2021年卒9位、2022年卒6位、2023年卒5位にランクインし、「ゲーム」も、この3年間で人気が高くなった。
2023年卒のランキングは、伊藤忠商事に続き、2位に講談社、3位に集英社。出版業界は、漫画コンテンツのデジタル化により、「出版不況」を抜け出し成長軌道に乗ったことが人気の要因。食品メーカーは今年も強く、前年と同じくアサヒ飲料、味の素、ロッテがトップ10入り。業績が好調なイオングループも、2022年卒から順位を1つ上げ9位に。コロナ禍で「巣ごもり消費」や「ステイホーム」を支える企業は、引き続き支持を集めている。
調査は、3月卒業予定の全国大学3年生、大学院1年生を対象に、あさがくナビ登録学生へE-MAILにて告知し、Web上の入力フォームによる回収と、同社主催のイベント来場学生へのWeb入力フォームによるアンケート調査及び回収で行なった。
調査期間は、2021年4月1日(木)~2021年10月31日(日)。回答方法は選択式(最大5社)で、有効回答は8249名だった。
関連URL
最新ニュース
- 「仕事とAI」、約3割が「自分の仕事が代替される可能性がある」と実感= NEXER 調べ=(2025年12月25日)
- ガクシー、高校生・大学生・保護者を対象に「学びとお金の調査2025」実施(2025年12月25日)
- 英語学習者の8割が挫折と悩みを繰り返す”学習ゾンビ化” =レアジョブ調べ=(2025年12月25日)
- 小中高校生の日常生活に関する調査2025、お年玉・楽しい時間など=学研ホールディングス調べ=(2025年12月25日)
- 11カ国調査で見えた親の「子ども観」が「将来への期待」に与える影響=スプリックス教育財団調べ=(2025年12月25日)
- BREXA Technology、運送業向けeラーニングシステム「Logi Learn」提供開始(2025年12月25日)
- システム ディ、校務支援クラウドサービス「School Engine Web出願システム」山形県教育局が導入(2025年12月25日)
- 鳥羽商船高専、商船学科学生が「クラウド型船員労務管理」を体験(2025年12月25日)
- SAMURAI、埼玉県立蕨高校で「生成AI活用した探究学習」の授業を実施(2025年12月25日)
- 岡山大学、教員免許・保育士資格希望者へ「こども性暴力防止法」施行に伴う留意事項(2025年12月25日)











