2021年12月9日
就職人気企業ランキングをコロナ前と比較 コロナ禍の影響は =学情調べ=
学情は7日、「就職人気企業ランキング」の結果に関して、コロナ前(2021年卒対象・2019年調査)とコロナ禍(2023年卒対象・2021年調査)を比較し発表した。


総合ランキングのトップは、コロナ前・コロナ禍ともに伊藤忠商事。最近では、新型コロナウイルスの影響で売上・利益を減らす企業が多かった中、情報・金融部門の好調などもあり、純利益で5年ぶりに商社首位に返り咲いたことがニュースに。伊藤忠商事は、2020年卒の調査以降、4年連続でトップの座を獲得。4年連続の総合トップは、ANA(全日本空輸)(2016年卒~2019年卒のランキングで1位)以来2社目で、人気の高さが伺える。
コロナ前(2019年)の調査では2位のJTBグループを筆頭に、エイチ・アイ・エス(H.I.S)(現・エイチ・アイ・エス(HIS))、オリエンタルランドがトップ10にランクイン。「旅行」「レジャー」が人気を集めていた。コロナ禍(2021年)の調査では、31位にJTBグループがランクインしているものの、「旅行」「レジャー」は軒並み順位を下げる結果に。2021年に入っても緊急事態宣言が断続的に発出され、海外からの人の流れも、国内での都道府県をまたぐ移動も制限されたことが影響しているという。
2位に講談社、3位に集英社がランクイン。漫画・アニメブームに加え、講談社は「転生したらスライムだった件」「進撃の巨人」などの電子コミックとアニメ化などの権利ビジネスが好調。集英社は「鬼滅の刃」が大ヒット。「あつまれ どうぶつの森」が大ヒットした任天堂が5位に入るなど、「自宅で楽しめるエンタメ」である「出版」や「ゲーム」の人気が高くなっていることが明らかに。
2021年調査では、4位のアサヒ飲料を筆頭に、味の素、ロッテがトップ10にランクイン。トップ10のうち「食品」が3社を占めていた。2019年調査でも、味の素とアサヒ飲料の2社がトップ10に入っている。また資生堂は、2021年調査で10位、2019年調査で7位に入るなど、「消費財」も根強い人気を集めていることが明らかに。
2021年調査は、4月1日~10月31日にかけて、2023年3月卒業予定の全国大学3年生、大学院1年生を対象に、あさがくナビ登録学生へE-MAILで告知。Web上の入力フォームによる回収、同社主催のイベント来場学生へのWeb入力フォームによるアンケート調査及び回収で調査。回答方法は、選択式(最大5社)。有効回答数は8249人。
2019年調査は、2019年6月1日~2019年12月7日にかけて、2021年3月卒業予定の全国大学3年生、大学院1年生を対象に、あさがくナビ登録学生へE-MAILで告知。Web上の入力フォームによる回収。同社主催のイベント来場学生へのWeb入力フォームによるアンケート調査及び回収。回答方法は、選択式(最大5社)。有効回答数は6574人。
「就職人気企業ランキング(2023年卒対象・2021年調査)」の詳細
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