2022年2月14日
「不登校の不安を解消したものとの出会い」はインターネット検索やSNS =ワオフル調べ=
不登校専門のオンライン家庭教師 「夢中教室WOW!」を展開するワオフルは4日、不登校の子を持つ家庭を対象にしたアンケート調査の結果を発表した。
新型コロナウイルスの流行とそれに伴う新たな生活様式の影響などにより、不登校を選択する子どもの数は増えている。2021年10月には、文部科学省から不登校の小中学生は全国で19万6千人超と過去最高となり、数・割合ともに増加傾向にあるとの調査結果が公表された。そこで同社では、不登校児を持つ家庭を対象にアンケート調査を実施。その結果を公表した。
主な調査内容は、子どもが不登校となり不安に思ったこと、その不安を解消したものや事柄、不安を解消するものとはどうやって出会ったか。調査は2021年12月28日〜2022年1月28日の期間、同社が運営する教室のSNSを通じて募集。子どもが不登校になった経験を持つ保護者60名からの回答が得られた。
調査結果から、不安に思ったことに約7割が「子どもの自己肯定感の低下」を回答。次いで、「子どもの将来」「学習の遅れ」といずれも6割を超える人が回答している。
不安を解消、軽減したものとして、最も多かったのが「子どもの話を聞いてくれる大人・友人の存在」。46.7%の人が回答している。次いで、約3割が「子どもの自信を取りもどせる体験」と回答。一方で、およそ2割は「まだ不安を解消できるものと出会えていない」と回答している。
不安を解消、軽減したものとの出会いは、半数がインターネット検索と答え最も多い結果になった。SNSで出会ったという回答も3割を超えた。またソーシャルワーカーや行政機関、知人や友人を介してといいう回答もみられた。
関連URL
最新ニュース
- システム ディ、秋田県教育委員会が「School Engine Web出願システム」を導入(2025年12月5日)
- ICT教材「すらら」、不登校支援で導入自治体数・ID数ともに過去最高を記録(2025年12月5日)
- ガイアックス、石川・富山・福井の小中高校に起業家教育の講師を無償派遣(2025年12月5日)
- 計算力は高いのに自信のない日本の子どもたち、小4・中2国際調査からわかった意識と実力のギャップ =スプリックス教育財団調べ=(2025年12月5日)
- 就活生の67.4%が「資格は就職に有利になる」と回答 =Synergy Career調べ=(2025年12月5日)
- 保護者の4割以上が学童保育に「勉強」と「安心」の両立を要望 =NEXERとHokally調べ=(2025年12月5日)
- 大学受験、保護者が最も不安を感じるのは「高3の秋~冬」=塾選調べ=(2025年12月5日)
- テックタッチ、早稲田大学が独自の出張申請システムに「テックタッチ」導入(2025年12月5日)
- 次世代ロボットエンジニア支援機構、「女性エンジニアの増加」目指しロボット・AI教材普及のクラファンを開始(2025年12月5日)
- 小中生向けプログラミング教室「CodeCampKIDS」、Scratchプログラミングコースをフルリニューアル(2025年12月5日)













