- トップ
- 企業・教材・サービス
- 学習プラットフォーム「Monoxer」、東京・墨田区立錦糸中学の実証事業で効果
2022年2月16日
学習プラットフォーム「Monoxer」、東京・墨田区立錦糸中学の実証事業で効果
モノグサは15日、同社の学習プラットフォーム「Monoxer」が、東京都墨田区立錦糸中学校の生徒を対象とした実証事業で活用され、英単語テストの平均点が約3.6倍に上昇するなどの効果を上げたと発表した。

同実証は、同中学の生徒194人(1学年2クラス44人、2学年2クラス84人、3学年2クラス66人)を対象に、2021年12月1~21日にMonoxerによる学習を実施したほか、2021年11月29~30日に事前テスト、12月21日に事後テストを行った。
生徒は、学年ごとに異なる内容の約250の英単語を学習。Monoxerの学習計画機能に基づいて、全体の学習内容を日割りし、生徒はMonoxerが提示した決められた学習量を日毎に学習した。
Monoxerによる学習は、日々の宿題と朝の校内の学習課題として実施。教師はMonoxerのリアクション機能を活用して、毎週月曜と金曜に生徒に声掛けを行い、生徒のモチベーションを維持。
実証の結果、50点満点のテストで、全体の平均点は6.8点から24.9点と約3.6倍に向上。さらに、Monoxerの学習計画を完了した生徒の平均点は14.5点から43.9点と約3倍に向上し、平均点は9割近い結果になった。
また、 Monoxerの学習進捗とテストの点数に関して分析すると、強い正の相関が見られたという。学習計画を進めている生徒の方が事後テストの平均点が高くなっていた結果から、Monoxerの学習回数がテストの点数を高めることに寄与していることが明らかになった。
Monoxerは、教師が憶えて欲しい内容を登録するだけで、その内容を定着させるために必要な問題が自動で作成される。
生徒は、作成された問題をスマホやタブレットのアプリで学習していくが、一人ひとりの習熟度・忘却度に応じて、リアルタイムで問題の出題頻度や難易度が調整され、一人ひとりのレベルにあった学習ができるという。
関連URL
最新ニュース
- システム ディ、秋田県教育委員会が「School Engine Web出願システム」を導入(2025年12月5日)
- ICT教材「すらら」、不登校支援で導入自治体数・ID数ともに過去最高を記録(2025年12月5日)
- ガイアックス、石川・富山・福井の小中高校に起業家教育の講師を無償派遣(2025年12月5日)
- 計算力は高いのに自信のない日本の子どもたち、小4・中2国際調査からわかった意識と実力のギャップ =スプリックス教育財団調べ=(2025年12月5日)
- 就活生の67.4%が「資格は就職に有利になる」と回答 =Synergy Career調べ=(2025年12月5日)
- 保護者の4割以上が学童保育に「勉強」と「安心」の両立を要望 =NEXERとHokally調べ=(2025年12月5日)
- 大学受験、保護者が最も不安を感じるのは「高3の秋~冬」=塾選調べ=(2025年12月5日)
- テックタッチ、早稲田大学が独自の出張申請システムに「テックタッチ」導入(2025年12月5日)
- 次世代ロボットエンジニア支援機構、「女性エンジニアの増加」目指しロボット・AI教材普及のクラファンを開始(2025年12月5日)
- 小中生向けプログラミング教室「CodeCampKIDS」、Scratchプログラミングコースをフルリニューアル(2025年12月5日)













