2022年9月1日
学習プラットフォーム「Monoxer」、東京・墨田区立小学校での実証事業結果を公表
モノグサは8月31日、東京都墨田区立中和小学校で実施した、同社の記憶定着のための学習プラットフォーム「Monoxer」(モノグサ)の実証事業の結果を公表した。
同実証事業は、同小の児童159人(4年生57人、5年生44人、6年生58人)を対象に、4・5年生は2月28日〜4月24日、6年生は1月31日〜4月24日にかけて実施。Monoxerでの学習完了後の4月26日に、学力調査を行った。
実証では、昨年の学力調査の結果で相対的に得点率の低かった理科の得点率の上昇を目的に、1年間の総復習をMonoxerを活用して行い、学習期間終了後に受けた学力調査の点数を昨年の結果と比較検証した。
児童は、学年ごとに異なる内容の理科の年間復習をMonoxerで学習。Monoxerの学習計画機能に基づいて、全体の学習内容を日割りし、児童はMonoxerが提示した日毎に決められた学習量を学習した。
具体的には、3校時の前に設定した「10分間スタディ」の時間と日々の宿題の中で、Monoxerで学習。教諭はMonoxerのリアクション機能を活用して、毎週月曜と金曜に児童に声掛けをし、児童のモチベーションの維持を図った。
その結果、「知識・技能」に関する得点率が4、5、6年生全ての学年で約10%上昇。2021年度は全国平均を下回っていたが、2022年度は全国平均を上回る結果になった。
また、Monoxerを通した教諭の働きかけで、生徒たちの家庭学習の習慣に変化が見られ、学習習慣が定着したという。
関連URL
最新ニュース
- iTeachers TV Vol.436 千葉県立市川工業高校 片岡伸一 先生(後編)を公開(2024年12月11日)
- 山梨県、2025年度から25人学級を小学校5年生に拡大、26年度には全学年に導入(2024年12月11日)
- GUGA、大阪府と「求職者等へのDX(IT)に関するスキル等の習得を通じた持続可能な就職支援モデルに関する協定」を締結(2024年12月11日)
- 指導要録の「行動の記録」、教職員の96%が「明快な評価ができていない」と回答 =School Voice Project調べ=(2024年12月11日)
- 仕事をしている母親の子どもの方が希望の中学校に合格している =ひまわり教育研究センター調べ=(2024年12月11日)
- LINEヤフー、「Yahoo!検索」で検索結果面に小学校で習う漢字の書き順動画を掲出(2024年12月11日)
- カラダノート、「ママ・パパが選ぶ今年の漢字ランキング」を発表(2024年12月11日)
- 大学就学を支援する返済不要の給付型奨学金「金子・森育英奨学基金」 総額260万円への増額(2024年12月11日)
- ノーコード総合研究所、大阪府立吹田東高校で「ノーコード開発研修」を実施(2024年12月11日)
- Musio ESAT-J通信教育、世田谷区立太子堂中学校と実証実験を実施(2024年12月11日)