2022年3月24日
小学生のプログラミング学習、「スクールに通わせる」49.3%、「親が教える」41.6%=SAI調べ=
SAI(エス・エー・アイ)は23日、プログラミングスクールもしくは学習塾に子どもを通わせている保護者1003人を対象に実施した、「子どもの成長に求めること」に関する調査の結果をまとめ発表した。
それによると、まず、親の職業について聞いたところ、「会社員(正社員)」48.0%が最も多く、以下、「パート・アルバイト」32.9%、「医療従事者」4.3%、「会社員(契約社員)」4.2%、「公務員」4.0%と続いた。正社員とパート・アルバイトが8割を占めた。
最終学歴を尋ねたところ、「大学卒」47.0%が最も多く、以下、「高校卒」15.6%、「専門学校卒」15.5%、「短大卒」15.0%、「大学院卒」6.1%と続いた。
子どもを学習塾に通わせている保護者に、「いつから学習塾に通わせているのか」を聞いたところ、「3歳より以前」2.9%、「小学校に入る前」18.4%、「小学校低学年(1~3年生)」27.3%、「小学校高学年(4~5年生)」31.4%、「中学生以降」20.0%だった。
「子どもを学習塾に通わせる理由」を聞いたところ、「学校の勉強に遅れないため」54.1%が最も多く、以下、「受験に合格するため」38.4%、「成績を上げるため」38.2%。
また、「学習面以外に塾で子どもに学んでもらいたいこと」を尋ねたところ、「向上心」62.7%が最も多く、以下、「応用力」60.0%、「自立心」50.1%、「論理的思考力」39.0%、「競争心」28.4%と続いた。
「子どもを学習塾に通わせることで、どんな効果があったか」を聞いたところ、「自分で勉強するようになった」41.1%が最も多く、以下、「学習意欲があがった」38.2%、「成績があがった」38.0%、「向上心が身に付いた」28.1%、「自立心が身に付いた」16.8%と続いた。
一方、「小学校でプログラミングが必修化されたが、何か対策はしているか」を聞いたところ、3割以上(33.8%)が「はい」と回答。
「具体的にどのような対策をしているのか」を尋ねたところ、「プログラミングスクールに通わせる」49.3%が最も多く、以下、「パソコンを使って親が教える」41.6%、「学習塾で学ばせる」32.2%と続いた。半数近くが、実際にプログラミングスクールを利用していた。
「今後、どのようにして子どもにプログラミングを学ばせたいか」を聞いたところ、「プログラミングスクールに通わせる」39.8%が最も多く、以下、「パソコンを使って親が教える」19.2%、「学習塾で学ばせる」15.9%、「学習サイトやアプリなどで学ばせる」14.2%、「本や動画などで学ばせる」8.3%と続いた。
また「将来のために子どもに身に付けて欲しいこと」を聞いたところ、「英語力」65.2%との回答が最も多く、以下、「プレゼンテーション力」49.9%、「課題解決力」47.4%、「論理的思考力」44.0%となった。
この調査は、プログラミングスクールもしくは学習塾に子どもを通わせている保護者を対象に、3月3・4日にインターネットで実施。有効回答数は1003人。
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