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2022年3月31日
富士ソフト、学習意欲を向上させるバーチャル教育空間「FAMcampus」提供開始
富士ソフトは、バーチャル教育空間「FAMcampus(ファムキャンパス)」を開発、4月1日から提供を開始する。

FAMcampusでは、生徒はバーチャル空間上に再現した教育空間にアバターとして通う。集合授業型や個別指導型といった指導形態に応じて用意されたフロアにログインし、教師や仲間の存在を感じながら、日々の授業や自習などの学習活動に取り組む。
学習に励む仲間の存在から刺激を受けることにより、学習意欲や競争心の向上につながるとともに、アバター同士をぶつけるだけで会話(ビデオ通話)ができるため、教師や仲間とのコミュニケーションをスムーズにとることができる。
FAMcampusの開発にあたり、学研グループの学研塾ホールディングスおよび学研メソッドと共同実証を実施した。学研のグループ塾に通う生徒、保護者へのユーザーリサーチを行い、その結果に基づきオンライン学習環境に求められる必須要件を抽出し、開発に反映した。
今後は、FAMcampusの行動データと成績などの学習データを組み合わせて分析することで、生徒一人ひとりの特性を可視化し、個々の生徒への適切な指導に役立てるといった付加価値創出に取り組んでいく。
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