2022年3月4日
中央大学、AI・データサイエンスの実践的な学びの場「iDSプログラム」を4月開始
中央大学は、実社会の課題にデータ分析を応用できる人材の育成を目的に、「iDSプログラム」を4月から開始する。
「iDSプログラム」(Chuo Intermediate Program for Data Science and AI)は、文理を問わず全学部生を対象としたAI・データサイエンス全学プログラムにおいて、基礎(リテラシーレベル)の次の段階(応用基礎レベル)となる実践的な学びの場。
参加者は、PBL(Problem-Based Learning 課題解決型学習)科目「AI・データサイエンス演習」を中心に、関連する講義科目を履修することでAIやデータサイエンスの技術や知識を修得し、所属学部の専門分野においてAIやデータサイエンスを活用する力を身につけることを目指す。
2年次から履修開始となる学部横断型の「iDSプログラム」は、コロナ禍で定着したオンライン授業をより発展させ、ゼミ活動を中心にすべての科目を遠隔授業で修得可能(一部対面授業を併用して実施する場合を含む)。2022年度は文系理系を問わず中央大学の全8学部57名の学生が履修予定で、うち72%(41名)は文系学部の学生。プログラム修了時には、世界標準規格のデジタル技術を利用した「オープンバッジ」を授与する。
同大学は、リテラシーレベルから応用基礎レベルまで系統的にAI・データサイエンス分野を学ぶことができる「AI・データサイエンス全学プログラム」を2021年度から実施。すべての学部生が受講可能なプログラムで、初年度は所属学部、キャンパスの立地を超えて1126名の学生が参加している。
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