2022年4月19日
データサイエンティスト、大学生の認知度は昨年と同水準の30%=データサイエンティスト協会調べ=
データサイエンティスト協会は18日、全国の大学生・大学院生の男女600人を対象に実施した、「データサイエンティストに関する調査」の結果をまとめ発表した。
この調査は、これから就職を考える学生がデータサイエンティスト(DS)に対してどのような印象を持っているかを、システムエンジニアやコンサルタントなどの職種と比較しながらその実態を明らかにするために実施した。

それによると、「確かに知っている」「なんとなく知っている」「名前を聞いたことはある」という認知度をみると、DSは合計54%で5職種の中で最も低かった。最も認知度が高かったシステムエンジニア(SE)同81%に比べると、28ポイントも低かった。
ただ、DSを「確かに知っている」+「なんとなく知っている」割合は30%で昨年から横ばい状態だったが、SEは減少傾向だった。このほか、コンサルタント同79%、マーケター同54%、リサーチャー同54%だった。
所属学部別にDSの認知度をみると、理学部・工学部・情報学部での認知度が高く、経済学部・経営学部での認知度も拡大していることが分かった。理学部・工学部・情報学部の学生では、「確かに知っている」「なんとなく知っている」は40%で、昨年に比べ4ポイント増。
「興味度合い」をみると、DS32%、コンサルタント30%、マーケター31%、リサーチャー29%、SE27%。「就職の意向」は、リサーチャー28%、DS27%、マーケター26%、SE25%、コンサルタント25%だった。
5つの職種に対する学生たちの「興味・就職意向」はほぼ同水準だが、昨年と比べるといずれも減少傾向にあることが分かった。
DSを「確かに知っている」学生で、DSに「興味」を持っている学生は昨年の59%から65%に増加しており、「就職検討」の対象にもなっている。
一方で、DSを「なんとなく知っている」「名前を聞いた程度」の学生では、DSに対する興味や就職意向が大きく低下していた。
DSの認知経路としては、「インターネット」30%、「大学の教授」23%、「TV」18%の比率が高かった。SEも同様で、「インターネット」34%、「TV」30%、「大学の教授」16%などとなっている。
また、「DSのイメージ」を聞いたところ、「頭がよい」31%、「専門性が高い」29%、「将来性がある」18%などの回答が寄せられ、昨年と同様の傾向だった。

DS関連授業の受講状況をみると、近年の大学カリキュラム変更の影響もあり、大学1年生でDS関連授業の受講割合が高く、国立大学では受講した学生が20%に迫っている。
この調査は、全国の大学生・大学院生を対象に、2021年12月1日~3日にかけて、インターネットで実施した。有効回答数は600人(男性、女性各300人)
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