2022年5月27日
高校生の43%が「新型コロナの影響で勉強時間が増えた」と回答 =スタディチェーン調べ=
大学受験コーチング「スタディチェーン」の公式ブログ「スタディチェーン ブログ」編集部は26日、全国の高校生89人を対象に実施した、「新型コロナの影響を受けて勉強時間が変化したか」についての調査の結果をまとめ発表した。
それによると、高校生に「新型コロナの影響で勉強時間はどのように変化したか」を聞いたところ、「増えた」が42%、「減った」が35%、「変わらない」が23%という結果になった。
「増えた」背景には、緊急事態宣言による自宅学習期間で多くの高校生の勉強時間が増えたほか、学校行事や友達と遊ぶ時間などが大幅に減った代わりに主に受験生の勉強時間が大幅に増えたことがあるようだ。
学校生活と受験勉強の両立が難しい時期でもあり、受験生からは「勉強時間が確保できてよかった」との前向きの声も寄せられている。
一方、勉強時間が「減った」理由は、通っている高校や塾が休校してしまい、塾で勉強することが日課だった高校生の勉強習慣が崩れてしまったことが一番の要因。
また、ほとんどの高校生が新型コロナの影響で勉強時間に何らかの変化が生じていたが、そんな中でも自分の勉強ペースを一定に保ってコツコツと「変わらない」勉強を続ける高校生も一定数いた。
この調査は、全国の高校1~3年生と浪人生を対象に、2021年12月22日~2022年2月14日にかけて、インターネットで実施した。有効回答数は89人。
関連URL
最新ニュース
- 小学生の親の約7割が日常生活で「自己肯定感を意識することがある」と回答=イー・ラーニング研究所調べ=(2025年4月24日)
- 保護者の87.1%が「志望校は本人が決めた」=栄光ゼミナール調べ=(2025年4月24日)
- 受験生の子どもを持つ保護者が意識的に増やした行動は「子どもとの会話量」=塾選調べ=(2025年4月24日)
- すららネット×埼玉・朝霞市教委、AIドリルを活用した共同実証研究を開始(2025年4月24日)
- コニカミノルタジャパン、「tomoLinks」が「すららドリル」とAI学習支援で連携開始(2025年4月24日)
- 京都芸術大学、通学不要の芸術学士課程「音楽コース」を通信教育部に開設(2025年4月24日)
- 鳴門教育大学、「主体的に学び、創造的に実践する教師」養成のための学修環境を整備(2025年4月24日)
- スペースワンと東京海洋大学、AI技術を活用した水中ドローン活用の共同研究契約締結(2025年4月24日)
- 順天堂大学とアビームコンサルティング、AIを活用した医師の働き方改革に向けた共同研究を推進(2025年4月24日)
- DACホールディングス、教育関係者向け無料オンラインセミナーを5月29日開催(2025年4月24日)