2022年6月7日
コロナ禍のオンライン就活、企業選びの選択肢は増えるも、企業を理解する機会は不足=インタツアー調べ=
インタツアーは6日、2022~25年卒学生625人を対象に実施した、「コロナ禍の大学生 オンライン就活の意識調査」の結果をまとめ発表した。

それによると、「大学での授業のオンラインの割合」について聞いたところ、「50%~70%」が最も多く41.7%を占め、次いで「70%~90%」が33.0%だった。「100%」と回答した学生を含めると、79.5%の大学生が50%以上の授業をオンラインで受講していたことが分かった。

講義以外の活動について「オンライン」「対面」それぞれで状況を聞いたところ、サークル、アルバイトについては対面での活動を経験した学生が、オンラインでのそれを大きく上回った。
しかし、「オンラインのサークル」34.0%、「オンラインのアルバイト」31.9%など、オンラインでの活動も3 割以上とある程度の普及率となっていることが分かった。
一方で、サークルやアルバイトを除くレジャーでは、「対面や集合のレジャー」44.9%に対して「オンラインレジャー」38.5%と、オンラインでの参加の割合がほかの項目よりも高くなっており、コロナで私生活の面でもオンラインの活用が進んだことが分かる。

就活について、「インターンシップ」「説明会」「面接」それぞれの対面・オンライン活動の状況を聞いたところ、「インターンシップ」では、対面34.2%に対してオンライン51.8%、「説明会」では、対面26.2%に対してオンライン75.5%、「面接」では、対面22.2%に対してオンライン35.1%となった。(22卒~25卒生全体に聞いており、面接の体験率はやや低め)
全項目でオンラインの比率が高くなった中で、特に説明会は圧倒的にオンラインの比率が高く、オンラインでの参加がしやすい状況がうかがえる。
一方、インターンシップについては対面の実施率もほかの項目と比較して高くなっており、企業が対面型・集合型での開催を増やしていること、それに学生が積極的に参加している様子が見てとれる。

就活のイベントについて「対面」「オンライン」どちらを希望するか尋ねたところ、インターンシップでは対面60.3%、オンライン39.7%と、対面での実施を希望する学生が優勢だった。
だが、説明会では逆に、対面19.3%、オンライン80.7%と、オンラインでの実施を希望する学生が大多数を占めた。面接については対面44.6%に対し、オンライン55.4%と、若干オンライン希望が多かった。

また、就活がオンライン中心となっている状況についてどう感じるかを聞いたところ、「オンラインが良い」と答えた学生が59.5%と多数を占め、「対面になってほしい」と答えた学生は22.7%にとどまった。また17.7%の学生は「何も感じない」と回答。
「オンラインが良い」と答えた学生に理由を聞いたところ、「オンラインは移動時間がなく参加しやすい」が94.6%に上った。説明会のオンライン参加に支持が集まっていたことからも、場所と時間の制限がなく多くの企業の話を聞くことができる点にメリットを強く感じていることがうかがえる。
一方で、「対面になってほしい理由」については、「対面のほうが熱意を伝えやすい」72.3%、「実際に企業に行くことができる」49.3%などが多く、オンラインで不足するコミュニケーションを対面で補いたいという志向が分かる。
この調査は、同社の企業インタビュープラットフォーム「インタツアー」に登録している2022・23・24・25年卒予定の大学生1万2364人(文系学生1万758人、理系学生1606人)を対象に、3月16日~22日にかけて、SNSを経由した依頼によるWEBアンケートという形で実施した。有効回答数は652人(男性333人、女性319人)。
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