2022年6月23日
幼児の通信教育をうまく続けるコツ、1位は「一緒にやってあげる事」=ちいく村調べ=
C.Dreamsは22日、同社の教育メディア「ちいく村」が、幼児(0歳~6歳)がいる親200人を対象に実施した、「子どもの通信教育に関する調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、幼児向けの通信教育を続けている母親・父親に「通信教育をうまく続けるコツ」を聞いてみたところ、最も多かった回答は「子どもといっしょにやってあげる事」(109人)だった。
その理由として具体的にあがった意見をピックアップすると、「いっしょに取り組まないとやってくれないけど、2人でやると楽しく取り組める」、「勉強する習慣がないので、いっしょにやるのが前提」、「子どもといっしょにやっていると次第に自分からやってくれるようになった」などだった。
2位は「無理してさせない」(40人)で、「通信教育を子どもにやらせる」という意識よりも、親子でいっしょに取り組むことが続けるコツのようだ。
そのほか、「時間を決めてやる」(16人)、「ご褒美をあげる」(14人)、「優しく声かけする」(11人)などの意見もあった。
また、「子どもの通信教育で困ったこと」を聞いたところ、最も多かったのは「毎月の月謝がかかること」(90人)だった。
以下、「継続的に続けられない」(42人)、「自分からやってくれない」(29人)、「集中力が続かない」(28人)などが続いた。幼児の頃は通信教育を始めても、飽きてしまったり、ハマってくれなかったり、続けるのが難しいようだ。
また、月々の家庭学習にかける費用を聞いたところ、「3000円~5000円」(92人)が最も多く、以下、「1000円~3000円」(64人)、「5000円~1万円」(38人)と続き、78%は「1000円~5000円」という結果になった。
「子どもの通信教育を選ぶときに重視すること」を聞いたところ、1位は「子どもが楽しく取り組めるかどうか」(137人)がダントツだった。以下、「思考力を鍛えることができる」(19人)、「生活やしつけも学べる」(11人)、「料金が安い」(10人)などが続いた。
幼児期から「通信教育をはじめて良かったこと」を聞いたところ、1位は「勉強に興味を持ってくれたこと」(82人)。「通信教育のおかげで、勉強の動機づけができた」などの声が寄せられた。
ほかにも、「文字や数字がわかるようになった」(22%)、「考える力がついた」(12%)、「勉強習慣がついた」(11.5%)など、通信教育を通して、子どもの成長や勉強への姿勢の変化を実感している親が多い。
また、「通信教育は何歳から始めたか?」と尋ねたところ、72%が「1歳~4歳の間」に始めていることが分かった。中でも最も多かったのは、「4歳から」だった。
4歳から始めた理由としては、「幼稚園が終わった後にワークする事で勉強する習慣をつけたかったから」、「4歳になり、子どもが自らやりたいと言ってくれたから」、「幼稚園に入るとやっている人が多かったから」などの声が寄せられた。
この調査は、幼児(0歳~6歳)の子どもを持つ全国の親を対象に、6月にインターネットによる任意回答という形で実施した。有効回答数は200人。
関連URL
最新ニュース
- CFC、「能登半島地震で被災した子どもの学び実態調査」の結果を発表(2024年11月22日)
- 親が選ぶ子どもに通わせたいプログラミング教育の条件とは? =「プロリア プログラミング」調べ=(2024年11月22日)
- ザクティ、長野県池田工業高校の遠隔臨場体験でウェアラブルカメラが活躍(2024年11月22日)
- 北九州市立大学、高校生向けテクノロジ・イノベーション教育事業「GEEKKイニシアチブ」を開始(2024年11月22日)
- ICT CONNECT21、水曜サロン 安藤昇氏「生成AIで変わる教育の未来」12月4日開催(2024年11月22日)
- 朝日出版社、デジタル・文法指導セミナー「CNN Workbook Seminar 2024」大阪・福岡で開催(2024年11月22日)
- 「未来の学習コンテンツEXPO 2024(冬期)」12月25日開催 企業の協賛案内を開始(2024年11月22日)
- キャスタリア、「ケニアの教育とICTの未来を考える特別セミナー」を開催(2024年11月22日)
- Mulabo!、小学5・6年生対象「親子でプログラミングを体験しよう!」12月横浜で開催(2024年11月22日)
- 教育プラットフォーム「Classi」、「学習トレーニング」機能内に動画を搭載(2024年11月22日)