2022年7月11日
厚生労働省、世界メンタルヘルスデーに「こころの宅配便」連載開始
厚生労働省は7日、「こころの宅配便」を同省note上で連載すると発表した。
厚生労働省では、精神障がいを有する人やメンタルヘルス上の課題を抱えている人を含め、誰もが安心して自分らしく暮らせる社会になるよう取り組みを進めている。
自分のこころを大切にできるような、こころの不調があるときに安心して相談できるような、さらに、周りの人にこころの不調があるときに、自然にあたたかく接することができるような、つながりのある社会を目指しているという。
そのためには、こころの不調や病気について、実際にそうなったときに感じる気持ちも含めて理解を広げていくことも大切。「こころの困りごと」を抱えている人、周囲にそのような人がいる人、これから当事者としてこころの問題に向き合うかもしれない人、「こころ」の分野に興味のある人など、さまざまな人々に向けて、専門家からの言葉を届ける「こころの宅配便」を厚生労働省note上で連載する。
初回準備号では、同企画を始めるに至った背景を「約5人に1人が、何らかの精神障がいを経験している」というデータとともに掲載しているという。
「あなたがこころの不調を感じたとき、
まずは、その不調に気づいてほしい。
そして、相談や受診などの行動に移してほしい。
周囲でこころの不調を感じていそうな人がいるとき、
まずは、その不調に気づいてほしい。
そして、その人を支えてほしい。」
「誰もが安心して自分らしく暮らせる社会」作りに参画してほしいとしている。
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