2022年7月21日
採用予定数を前年より「増やした」企業は前年比6.1pt増の22.1% =マイナビ調べ=
マイナビは19日、「2023年卒企業新卒採用活動調査」を発表した。

23年卒の採用予定数は、「前年並み」が69.3%で最も多く、次いで「(前年より)増やした」が前年比6.1pt増の22.1%。21年卒はコロナ禍で採用予定数を「(前年より)減らした」が2割を超えていたが、22年卒以降は「増やした」が2年連続で増加、採用意欲が回復している。
6月時点の採用充足率が「5割以上」の企業は44.3%(対前年比6.2pt減)で、コロナ禍前の20年卒の44.2%と同水準。採用活動における現時点での問題点は、「母集団(エントリー数)の不足(55.6%)」が前年比21.2pt増、「選考受験者数の不足(44.3%)」も前年比14.0pt増加。
エントリーした学生の印象は、「前年と大体同じ印象」が54.5%で最多だが、「前年よりも採用したいと思う学生が少ない」は前年比9.1pt増の25.2%となった。
「23年卒として採用する人材が入社何年後に活躍することを期待しているか」は、「3年目」が45.7%で最多。また、3年目以降の割合の合計は81.7%。
採用広報で今後アピールすべきと思う項目は、「SDGsに取り組んでいること(31.6%)」が1位。上場企業では「ダイバーシティ&インクルージョンに取り組んでいること」が21.2%で非上場企業の6.4%を大きく上回る。SDGsへの取り組みをはじめ、多様な価値観や働き方を促進していく姿勢のアピールが重要だと考えている傾向が、特に上場企業において強いという。
「マイナビ2023年卒企業新卒採用活動調査」概要
期間:6月3日(金)~20日(月)
方法:WEBフォーム
対象:「HUMAN CAPITALサポネット」会員にメールマガジンで案内、「マイナビ2023」利用企業担当者にメールマガジンで案内、同社営業担当より各企業に案内
有効回答数:3176社(上場275社、非上場2901社│製造1262社、非製造1914社)
調査結果詳細
関連URL
最新ニュース
- MetaMoJi、リアルタイム学習支援サービス「MetaMoJi ClassRoom 3」に「メタモジドリル」を搭載(2025年12月12日)
- SDT、静岡県磐田市で生成AI活用した「子育て分野」チャットボットの実証実験開始(2025年12月12日)
- さつき、離島で遠隔授業 島根県教委員に電子黒板「ミライタッチ」を導入(2025年12月12日)
- ラインズ、神奈川県秦野市が全児童ホームで入退室管理システム「安心でんしょばと」導入(2025年12月12日)
- 1位は「高」、Z世代が選んだ「今年の漢字」&「2026年やりたいこと」ランキングを公開 =MERY調べ=(2025年12月12日)
- Z世代の漢字離れを検証、漢字の読みが難しい“難漢”大学ベスト10を発表 =嘉悦大学調べ=(2025年12月12日)
- 大学受験生への声掛け、53.5%の親が「ねぎらいや体調を気遣う言葉で」と回答 =塾選調べ=(2025年12月12日)
- 郁文館高校、中3生向け「都立自校作成型オープン入試」を2月14日に実施(2025年12月12日)
- バッファロー、札幌第一高校へのマルチギガネットワークの構築事例を公開(2025年12月12日)
- 富士フイルムシステムサービス、ICT活用に向け大阪教育大学と包括連携協定を締結(2025年12月12日)













